昔、執筆は原稿用紙に文字を埋める作業でした。他に特別な道具は何もいりません。書いては消し、書いては訂正し、出来が不満だったら原稿用紙を丸めてゴミ箱にポイの世界です。アナログ時代はたった一文字の加筆修正も手軽ではなかったのですな。
今でも手書きの作文作業はその時代のままです。ただ、そう言う作業も学校の授業に残るだけになってしまいました。って言うか、今でもやってる? ちょっと心配になってきた(汗)。
時代がデジタルになって執筆作業も変わりました。加筆修正が楽になったのは勿論、文章を展開ごとにブロックに分けて、その位置を変える事も楽に出来ます。今や、その技術を使いこなしてこその執筆と言う感じになっているのではないでしょうか。
私は使いこなせないのでエディタとかは使っていないのですけど、使いこなせたら面白いのでしょうね。映画監督が撮影した素材を編集するのが一番楽しいと言うように、小説も本文が出来てからの編集が楽しいって言う人もいるのかも。
そう、今の小説は一本道じゃないんですよね。書いた後でその物語の流れがおかしいなら、どんどん変えて読後感が変わるか試してみる。基本は序破急だとしても、所々でその型を外してみたり。そう言う時代になったのだなあと感心するばかりです。
どうなんでしょうね。カクヨムに執筆している人でも、完成後の編集が楽しいって人はいるのかな。あ、でも、それは完結してから投稿する人でないと無理か。意外と少ないですからね、そう言う人。
とは言え、コンテスト用の作品なら完成度を高めるために完結してから公開の人は多い気はします。コンテストって自分の最高傑作で臨む訳ですし、バリバリにチューンナップしたものばかりなんだろうなぁ。