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11月の気まぐれ散歩

 朝がやってくる
 朝日にコスモスが揺れている
 少し冷たい風
 けれどまだ息は白くない

 散歩道の脇には黄色い花
 たくさんの黄色い花
 誰にもすれ違わない散歩道
 風がしゅるりと先を急いでいく

 山はまだいつもと変わりなくて
 田んぼはすっかり刈り取られていて
 ため池は静かに黙っていて
 この雰囲気に立ち止まって深呼吸

 たまに車がどこかに向かって走っていく
 もう少ししたらもう少しだけ賑やかにはなるのだろう
 今はまだ小鳥たちの方が忙しそうで
 僕はそれをBGMにして歩いていく

 秋晴れの空は心を遠くまで連れていく
 誰も辿り着けないどこか
 こんなにいい天気だから何もかもうまくいく
 そんな勘違いだってしてしまう

 うろ覚えのうたを鼻歌に変えて
 峠を越えたら知らない誰かが歩いていた
 同じ雰囲気に頭を下げる
 きっと本当は出会っていないだけなんだね

 今日は天気がいいから
 こんな日はお布団を干して
 こんな日にはお昼寝をして
 もう少し散歩は続くよ

2件のコメント

  • 散歩いいですね。(*´▽`*)。
    ほんわかしてます。
  • いすみ 静江さん おはようございます。

    またしても詩の感想を有難うございます。ほんわかする時間を感じてくださり嬉しいです。
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