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魔導少女ぷりん 第17話

 そんな感じでぷりんがいる生活は始まり、少しずつ真宙は新しい暮らしに慣れていった。無邪気で可愛らしい魔導少女は最初から家族に受け入れられている事もあって、真宙がちゃんと受け入れたところで、まるでずっと昔からそこにいたようにしっかり居場所を手に入れる。

 ぷりんはとりあえず居候と言う立ち位置でこの世界の常識を学びつつ、家族の手伝いをしていた。最初こそそれはたどたどしかったものの、すぐに何でもテキパキとこなしていき、特に母親からは頼られるようになっていく。

「ぷりんちゃーん、ちょっといいー?」
「はーい」

 そんな日々が一週間も続いた頃だろうか。口止め効果もあって真宙はいつもと変わらない中学生活を送っていた。学校にいる間、彼女はぷりんの事を一切口にしてない。だからこそ、ぷりんがこちらの世界に来る前とそして今、全く何も変わらない環境を維持していた。

「ねぇ真宙、次の日曜遊びに行こうよ」
「うんいいよ。誰か誘う?」
「えー、別にいいじゃん」

 話しかけてきたのはクラスメイトの朋樹。彼女に誘われて、真宙の日曜の予定は埋まる。2人は10年来の友達で、休日によく遊ぶような間柄だった。何となく間の合う2人は、お互いに秘密を言い合うような関係。
 真宙はこれをチャンスと捉え、その日にぷりんの事を打ち明けようと決心したのだった。

2件のコメント

  • あ、コメントの件、ちょい補足です。
    2回でアカバンというのは、1回目に「やるなよ」って注意されたのに、2回目やっちゃったんで即アカバンです。まったく無警告ではないです。
    あと、書籍化作家だったんでアンチも多くて、うっかり書いたのを即座に運営に密告されたんじゃないかという気はします。目立たない作家の場合は、そんなにめざとく狙われたりはしないかと。
  • ああ、そう言う経緯だったのですね。良かった。なろうもむっちゃ厳しいと言う訳ではなさそうで。底辺には優しいのですね(そうは言ってない)。

    書籍化作家さんになったら色々を気を使わなくてはいけなくて大変ですよね。それだけ影響力があると言う事なのでしょうけど。
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