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2025年12月29日 11:59
玲央はリュックの紐をギュッと握りしめました。
(暗い場所……狭い場所……) 脳裏に、あの体育館倉庫の記憶 がフラッシュバックし、心臓が早鐘を打ちます。足がすくみそうになる恐怖。
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玲央は、自ら暗闇へと足を踏み入れました。
玲央は、自分の華奢な肩に泥のついた風呂敷包みをかけ、もう片方の手で、おばあちゃんのシワだらけの手をぎゅっと握りしめた。