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2025年12月17日 17:22
「さ、パジャマ着て、髪乾かさなきゃ」
湯船から上がり、鏡の前に立つと、湯気でほんのり上気した桃色の頬と、潤んだ瞳の自分がいた。タオルで体を拭く手つきも、どこかまだぎこちない。それでも、鏡の中の少女は、玲央が今まで見たどんな自分よりも、可憐に見えた。
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「ええ、とっても似合うわ、玲央」お母さんもにこやかに言う。「ほら、ホットミルク淹れてあるから。こっちに来て、少しゆっくりしていきなさい」
玲央は、お湯の中でゆらめく自分の体を、少しだけ照れくさいような、不思議な気持ちで眺めた。