絵はサリサ。マジギレ。
UFOキャッチャーしてる時に不良に頭掴まれてそのままガシャーンやられた状況。
怒ったサリサは不良を狩りに駆ける。
サリサからしたら弱すぎて魔法使えようが何の特殊能力もないも同然の不良学生の運命はいかに! 火明星(ほあかりぼし)は地球と違い少年法なんてないんだぞ! 殺されるぞ相手は星を一撃で消し去る相手なんだから!
続き考えてる話の光景です。
ゲームセンターってこんな光景普通にありましたよね。
絵2枚目
https://www.seaart.ai/ja/explore/detail/d4p9inle878c739ufscg それとプレビュー。↓
ヤミナベMV(Magic Vision)のケンジとクルーたちは、震える手で最新鋭のカメラを構えている。彼らの顔には恐怖と興奮が半々に混じり合っていた。
「本当に、人が来ねぇな……」
ケンジがこぼす。普段なら、この手のオカルトスポット生配信には、野次馬やファンの群れが押し寄せるものだ。
しかし、今回は妙だ。ホテルの従業員が完璧な連携で周囲を完全に規制している。
一切の物音がせず、ただ遠くから聞こえるプールの笑い声が、かえってこの場所の異様さを際立たせていた。
その張り詰めた空気の中、一台のリムジンが静かに旧研究所前に滑り込んだ。もちろん、霊波動でテキトーに具現化したものだ。そこから、まず降りてきたのは出雲建だった。彼は燕尾服を完璧に着こなし、その手には煌びやかな指揮棒が握られている。その姿は、これから始まるオーケストラの指揮者か、あるいは壮大なオペラの監督のようだった。
「諸君、準備はいいかい?(キランッ☆ミ) 今宵、皆さんが目撃するのは、真実を虚構のベールで包み込んだ、世紀のスペクタクルだ(キランッ☆ミ)」
彼の言葉に、ケンジたちはごくりと唾を飲み込んだ。
次にリムジンから現れたのは、ヤマトタケルだった。彼は漆黒の袴に身を包み、腰には愛刀を携えている。その表情は相変わらず不機嫌そのものだが、彼の全身から放たれる凄まじい霊気は、クルーたちの肌を粟立たせた。
「……無駄な時間を。早々に済ませよう」
その声は低く、そして殺意にも似た静かな威圧感を孕んでいた。ケンジは、彼が冗談を言っているわけではないことを本能的に悟った。
そして、最後の一人。
「いえーい!」
リムジンのドアが完全に開くと、そこには月明かりをその身に宿したかのような、まばゆいばかりの桜雪さゆが立っていた。彼女は真新しい十二単を纏い、その色彩は桃色を基調としている。
「みんな、お待たせー! 主役の登場だよー! 今日は、最高の『舞台』にしちゃおっか!(キャハッ☆ミ)」
彼女の無邪気な笑顔が空間を歪ませる。その純粋な悪意、あるいは無邪気な神性が、地下から這い上がろうとする悍ましい怨念と、奇妙な呼応を見せ始めた。
「よし、クルーたち! カメラ回せ!」
「ライブ配信開始! 現在3万人突破!」
ケンジの指示で、配信が開始される。しかし、彼らはまだ知らない。この『舞台』が、彼らがこれまで経験してきたどの配信よりも、遥かにリアルで、そして危険なものであることを。
「おい監督よ。準備は万端そうだな」
ヤマトタケルが出雲建に声をかける。
「もちろんさ。最高の役者と、最高の舞台、そして最高の敵役が揃った。あとは私が、最高の演出で彩るだけだ(キランッ☆ミ)」
出雲建は指揮棒を軽く振ると、旧研究所の重厚な鉄扉が、まるで無人のようにゆっくりと開いていく。その奥から、地の底を這いずるような、無数の怨嗟の声が微かに響いてきた。
「さあ、皆さん。ショーの、始まりだ(キランッ☆ミ)」