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バイブコーディング。1行で作る小説校正アプリ

昨今話題になっている「バイブコーディング」ですが、先月はこいつと戯れていました。
バイブコーディングとは何かというと、詳しい解説は各自調べてもらうとして、具体的には、

「小説の誤字脱字等を指摘するアプリを作成してください」

と1行書くだけで小説校正アプリが作成されるプログラム開発手法です。

意味がわかりませんね。
実際試したほうが早いので、noteに記事を書いてみました。

「猫モフ Apps - 小説校正アプリをGoogle AI Studio Buildタブで創ろう」
( https://note.com/mituha/n/nca53ef63190d )

まずは、この記事の通りに試してみてください。

解説するほどの内容でもないだろう、と思った方は正解です。
小説校正アプリぐらいは誰でも作れる世界線へと移行したのです。


生成AIの発展により、絵描きや小説書きはどうなるのかと取り沙汰される昨今ですが、バイブコーディングが出てきてプログラマーはどうなるのでしょう。
ちなみに、私は小説書きではなく、自称「人種プログラマー」です。

プログラマーとしてのバイブコーディングへの感想ですが、

「はいはい、ノーコード、ノーコード、ワロスワロス」

と思いながら試したところ、

「こ、こいつ……動くぞ!」

「よくわかんないけど、なんかわかった!」

「これが、オメガサイコミュ……」

となりました。
まあ、パラダイムシフトであり、バイブコーディングは錬金術師で言うところの賢者の石が実際に手に入ったようなものです。

賢者の石を手に入れた錬金術師が何をするかと言うと、とりあえず、作れるものが何かを試してみました。

「猫モフ Apps - 作成アプリ一覧」
( https://note.com/mituha/n/n1ef5f83c8f86 )

2,3週間で30個程作れてしまう世界線……。
ちなみに、これらのアプリを作る上では1行もプログラムを書いていません。
プログラムを書かないプログラマーはプログラマーと言えるのかという哲学的な問いを考えたくなりますね。

実際のところ、絵描きや小説書きよりもプログラマーへの影響は大きいと思います。
絵描きや小説書きはそこに作風という最も大事な要素が残りますが、プログラマーには作風はありません。
実際にはあります(コード読んでプロファイリングできるとか)が、そこはプログラムにとっては本質ではなく、場合によっては不要な要素です。

ですが、プログラマー界隈では特に生成AIへの反発は少ないと思います。
これは、そもそもプログラマーの作りたいソフトランキング(俺調べ)に「プログラムの書けるプログラム」が常に入っているように、プログラマーは怠惰であれをモットーとしているからだと考えられます。


で、今回の近況ノートの本題へ入ります。
バイブコーディングついでに、以前に近況ノートでこっそり公開していたアプリをリニューアルしました。

https://mituha.github.io/GutyaGutya3/

これは、「禁忌スキルは世界を壊す」( https://kakuyomu.jp/works/16817330667441159808 )とその更に元の小説を作成する際に必要として作成したプログラムをWEB上で試せるように調整したものです。
さらに、「わんメモ」等( https://kakuyomu.jp/users/mituha/collections/16817330668912365063 )でも呪文等の表記用に使用しています。
例えば、「らなおうこくけんこくし」と入力すると、「ჼႤრႠჼჾჳႠႷჷზ」とか「ᛤ᛬ᛗᛨᛤᛦᛛᛨᚮᛟᛍ」に変換できるWEBアプリです。

適当でいいからそれっぽい文字列が欲しい時とかに使用して頂ければ幸いです。

バイブコーディングを紹介しておいてなんですが、小説書きに役立ちそうなとか、欲しかったり必要だったりするアプリのネタは募集しています。
プログラマーはプログラムするネタに飢えているのです。

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