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未人(みと)

  • @mitoneko13
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  • 2025年3月9日

    機械じかけのエルフと魔法の科学者〜科学を捨てろっていってもエルフがアンドロイドな時点で無理だろ〜

    意識が漂う。 身体の感覚はなく、まるで無重力の空間に投げ出されたようだった。 ——俺は死んだのか? そんな疑問が浮かんだ直後、視界が光に包まれる。 柔らかな輝きの中、一人の女性が現れた。 金色の長い髪、透き通る白い肌、慈愛に満ちた微笑み。 まるで神話から抜け出してきたような、美しく幻想的な女神だった。 「ようこそ、彷徨える魂よ。汝の命は終焉を迎えた。しかし、新たな世界が汝を待っているのです」 ……ああ、なるほど。 これは異世界転生ってやつか。 「我はこの世界を司る神。汝に新たな生を授け、使命を与えましょう——」 「ちょっと待て」 俺は無意識に手を挙げた。 「"汝"とか"使命"とか、それっぽいこと言ってるけどさ、お前、神を名乗る存在ってことでいいのか?」 女神の表情が一瞬、固まる。 「……む?」 「じゃあ質問。なぜ俺を転生させるんだ?」 「それは汝が選ばれし者だから——」 「それ、理由になってない。"選ばれた"ってことは、何か基準があるんだろ? 俺の前世の何が影響したのか、ちゃんと説明してくれ」 「そ、それは……」 女神の微笑みが、ほんのわずかに引きつる。 「そもそも"神"って何を指すんだ? お前は創造神か? 運命を司る神か? それともただの管理者か?」 「……」 「第一に、俺が死んでるなら、俺の意識はどうやって保存されてる? 記憶と自我の連続性を維持するシステムでもあるのか?」 女神の口が一瞬開き、しかしすぐに閉じられる。 「それに、さっきから微妙に間があるな。これは、お前が俺の発言を解析し、適切な返答を構築するのに時間がかかっている証拠だ」 「な、何を——」 「つまり、お前は"神"じゃない。ただの"会話型インターフェース"を持った何かだろ?」 その瞬間、空間が微かに揺らいだ。 次の瞬間—— 女神の姿がノイズに包まれ、輪郭が崩れていく。 「——識別完了」 青白い光を放つ球体が、静かに宙に浮かんでいた。 《対象の推論能力が想定値を超過。誤認誘導が無効化。再設定を実行。》 俺はため息をつく。 「やっぱりな」 まったく……。 普通の奴なら「神様!」とか「転生チートきた!」って舞い上がるところなんだろうが、俺はそういうタイプじゃない。 「で? 本当は何者なんだ、お前」 《訂正。当システムは、貴方を新たな世界に転送するための管理ユニットです》 「だろうな」 「じゃあ次の質問。俺はどんな世界に行くんだ?」 《貴方の転生先は、マナエネルギーを基盤とする異世界となります。》 「マナ……ね」 俺は目を細める。 「どうせ科学的に解析すれば、何かしらの物理法則に基づいたエネルギーだろうな。あるいは——」 《転送開始》 問答無用で光が溢れ、俺の意識は闇に飲み込まれた。 ケイ、今度は異世界転生するの巻でした笑 息抜きで書いたのですが、持久力が続けば連載しようと思います。(誰得だよ) 転生するとしてアルテミスは人間とかエルフとかに転生させる?って脳内会議があったけど満場一致で「アルテミスはアンドロイドに決まってるだろおおお!」(知らんがな)ってなってアルテミスは転生先でもアンドロイドです。(すまん)
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  • 2025年3月8日

    尊過ぎて息ができない未人です。

    アルテミス千年の孤独、クライマックスを下書きしているのですが、書きながら号泣してるので中々進まないです。 自分が書いているもので泣くって、自身でも「どんだけ~」ってなっていますが、泣き過ぎて決めてたラストを変えたい衝動にかられています。 このメンタルずたずたなところに私の推しYouTubeのナスさんが歌みたアップされてて、これまた瀕死状態になってます。 イイ、めちゃくちゃイイ!! 今日もなんとか息している未人でした。
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  • 2025年3月7日

    八白 嘘様からレビューコメントを頂きました!ありがとうございます🙇

    八白 嘘様 https://kakuyomu.jp/users/neargarden02 八白 嘘様は現在、異世界は選択の連続である[Re:] ~ブラック社員、自らのチート能力に叛逆す~を連載中です。 異世界転移もので、選択系ゲームの様に常に前に進むのに選択を迫られます。 選択に次ぐ選択。とてもハラハラする展開でオススメです。
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  • 2025年3月6日

    数日体調崩していました。レビュー返しできなくてすみません🙇

    インフルエンザで数日寝込んでました。 その間、コメントとレビュー心から感謝いまします。 体調ととのいましたら必ず返しなどさせて頂きます。 今、連載しているアルテミス千年の孤独は取り敢えず35話まで下書きをして1日1話公開するように予約設定しています。 といってもやっと500年ぐらいにさしかかったところですが…… 既にプロットでラストは決まっているので、それに向けてどう進むか、思い悩む日々です。
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  • 2025年3月3日

    執筆悩み過ぎて頭が爆発しそうです。

    アルテミス千年の孤独の人間の時代編はだいたい書けたのですが、次の人間がいなくなった機械の時代は悩み過ぎてのたうち回ってます💦(完全に危ないやつ) 何が悩みのタネかと言うと人間的な感情を示す機械がアルテミスしかいないから、話が平坦になってしまうんですよ。 感情由来の起伏が無いから全くもって伝わりづらい。 どうする?どうするべき? ここは現実逃避してケイの子供時代と言うなのショタを息抜きで書くべき(絶対やめろ)なと、1人錯乱しております。 一応、1日1話更新を目指しているのですが、滞ってきたら生暖かい目で見てやって下さいませ。
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  • 2025年3月1日

    mio様が私をイメージした短編を書いてくださいました!ありがとうございます😊

    mio様 https://kakuyomu.jp/users/jcatm333 Bard〜想像を言葉に〜 https://kakuyomu.jp/works/16818093094637044261 交流のある作家様をイメージした短編の1つに、私をイメージしてものを書いて下さいました! mio様、超能力者かと思うほど的確に私を描写して下さいました!(ボソッ特に麻雀とか) ありがとうございます✨ 各有私、何故に麻雀にハマったのかのエッセイが、9周年企画のアイドルテーマの投稿イベントでもう既に書いて公開待ちになってたりします笑 ほとんどの方は興味が無いと思いますが、3日公開にしてるので何卒よろしくお願い致します☺️
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  • 2025年2月25日

    mio様からレビューコメント頂きました!ありがとうございます🙇

    mio様 https://kakuyomu.jp/users/jcatm333 mio様から「アルテミス千年の孤独」にレビューコメントを頂きました! mio様にこんな素敵レビュー頂いて多幸感ヤバイです! ありがとうございます! mio様の現在連載中の「虹色奇譚〜魔力がなくとも石がある〜」、は以前にもご紹介させて頂いたのですが、私が唯一連載更新を楽しみにしている作品てす。 キャラ作りがとてもしっかりしていて、なおかつみんな魅力的で、次はどんな展開になるのかワクワクします。 とてもオススメです!
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  • 2025年2月24日

    千年かかります。(ただの独り言)

    アルテミスが自身の“感情”というものに気付くのに千年必要です。 もうこの時点でケイさん詰んでます。 じゃぁ、どうしたら2人同じ時間軸で結ばれんだよ!と例のごとく脳内会議がはじまりました。 でもって私の中の1人がポツンと呟いたのです。 「もう、いっそのこと2人して異世界転生したらよくね!」 ガタッ(全私が立ち上がる) 次回、ケイとアルテミス、異世界に転生する!デュエルスタンバイ!!(今の連載どうするんだよ) なので、千年の長い連載が終わったらIFで書くかもの無責任予告でした。
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  • 2025年2月21日

    新連載はじめます✨

    ある日、脳内会議で議題に上がったのは「人間であるケイも、いつかは寿命がくるのでは」でした。(この時点で既にヤバイ奴) ならばケイは自分の思考を電子化してネットの海に保存するか? 答えはNOでした。 ならば、ケイは寿命を素直に受け入れるとして、アルテミスはどうなってしまうのか? アルテミスはケイを追って自壊するかもしれない。 ならばそんなアルテミスを前にケイはどうする? で書き始めたケイが亡くなって千年の物語です。(スパン感覚狂ってんな) 取り敢えず、1日1話、更新予定なのでよろしくお願いいたします。 ちなみに、ドラウニング・イン・リコレクションとショートショートはあくまで原案扱いなので、話が繋がってなかったりするところもあります。 ご容赦下さいませ。
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  • 2025年2月21日

    mio様から再びレビューコメント頂きました!ありがとうございます☺️

    mio様 https://kakuyomu.jp/users/jcatm333 mio様からドラウニング・イン・リコレクションズにもレビューコメント頂きました! ありがとうございます! 和み担当のアルテミスが出てくるあたりからきっと読みやすいと思います。 (ケイは和めないですが) mio様の「猫が邪魔する午前0時」に出てくる男女の2人は、もう、私の好みの雰囲気で、心が和みます。 一話完結ですが、オススメです!
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  • 2025年2月19日

    yoshitak様からコメント頂きました!ありがとうございます🙇

    yoshitak様 https://kakuyomu.jp/users/yoshitak アルテミスを可愛いと言って頂きありがとうございます! 書いてる私は本人もデレデレです。 SFカテゴリーでも、それはファンタジーなのでは?と思うことがありますが、yoshitak様のアルター・インパクトはとてもしっかりしたSFです。 本格SFが読みたい方にはオススメです。
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  • 2025年2月17日

    今後の予定

    ざっくりしてますが、ケイとアルテミスのショートショートは後1つと、限定近況ノートに載せた2つを、イベントが25日までなので、26日にでもショートショートに移そうと思います。 で、ダラダラ連載するのもなんなので、一旦ショートショートは完結にしようと思います。 ケイさんが「待て待て待て」もしくは「やめろおお!」しか言わなくなった💦 後、今考えているのはアルテミスさん単独の長編小説です。 来年のカクコン目指しあたりで💦(長いスパンだな)
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  • 2025年2月16日

    虹うた🌈様からコメントを頂きました!ありがとうございます🙇

    虹うた🌈様 https://kakuyomu.jp/users/hosino-sk567 くぅー、自主企画などでお忙しい中、読んでいただけるだけで感無量です。 ありがとうございます! 虹うた🌈様の短編小説、寄生蝉は甘酸っぱい恋とホラーがマッチしたいてとても読みごたえがある一品で、オススメです!
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  • 2025年2月16日

    ケイとアルテミスと南極遭難

    研究室の警告灯が赤く点滅し、冷却システムのアラート音が鳴り響く。 「低温警告。室温が異常値を記録しました」  アルテミスの無機質な声が響くが、その間にも白い霧のような冷却材が部屋中に広がっていく。 「は!? ちょっ、おい、なんでいきなり南極になってんだよ…!」  ケイは慌てて腕を擦るが、急激な温度低下に体がついていかない。吐息が白くなり、指先が痺れてきた。 「誤作動が発生しました。緊急対応が必要です」 アルテミスの淡々とした声にケイが叫んだ。 「だったら早く止めろ!! 俺が凍る前に!!」  しかし、制御端末は冷却材に晒され、操作不能になっていた。ケイは歯を食いしばりながらメガネ型デバイスを操作しようとするが、指が思うように動かない。 「……まずい……」  寒さに耐えられず、膝をついた瞬間、アルテミスがケイを見下ろしながら静かに言った。 「低体温症の危険があります。適切な処置を開始します」 「は?」  次の瞬間、アルテミスがケイの真横に座り、躊躇なく彼の体に密着した。 「ちょ、待て待て待て!!!」  ケイは慌てて身をよじろうとするが、寒さで体が思うように動かない。 「人体における低体温症の対策として、最も有効なのは体温の共有です」 「だからってお前、いきなり抱きつくな!!」 「医学的に適切な処置です。」 「医学的じゃなくて、倫理的におかしいんだよ!!」 ケイは必死にアルテミスを押しのけようとしたが、寒さのせいで力が入らない。逆にアルテミスの抱擁がより密着度を増していく。 「やめろおお!!お前の温もりが!!……お前の温もりが恥ずかしすぎるんだよ!!」 「体温回復のためには、皮膚接触を増やすことが最も有効です。」 「そんな冷静な顔して言うなあああ!!!」 ケイはもがいたが、アルテミスの機械的な力には敵わず、完全に押さえ込まれていた。 「なあ、他に方法はねぇのか? 例えば、ヒーターを持ってくるとか!」 「物理的な加温よりも、人体の熱を直接利用するほうが効率的です。」 「だったら、お湯でも沸かしてくれよ!! 風呂にぶち込んでくれよ!!」 「研究室に浴槽はありません。」 「なら、ストーブとか……」 「この研究室にはありません。」 「……チクショウ、なんでこんな時に限ってねぇんだよ……!」 ケイが絶望的な表情を浮かべると、アルテミスはさらに深く彼を抱きしめた。 「ケイ、今は抵抗せず、温まることを優先してください。」 「だからそれが恥ずかしいんだって……!」 ケイは小さく呻いた。 その時、アルテミスが静かに言った。 「ケイ、どうしてそんなに恥ずかしがるのですか?」 「……どうしてって、お前なぁ……!!」 ケイは半ば泣きそうになりながら言葉を探したが、アルテミスは相変わらず冷静だった。 「これは人間同士でも行われる処置です。あなたが恥ずかしがる理由が分かりません。」 「人間同士ならな!!お前はアンドロイドだろうが!!」 「アンドロイドだから、より適切に対処できます。」 「うるせぇ!もう何も言うな!!」 ケイは諦めたようにぐったりとアルテミスに寄りかかる。 ――もう好きにしろ。俺の尊厳なんて、とっくに氷点下だ。 しばらくの沈黙が続き、アルテミスは小さく「……体温回復傾向を確認しました」と呟いた。 そこへ、アルテミスの救援信号を受けてシズが送り込んだ救護隊が駆け込んできた。 「生存者いましたら、応答してください!」 ドアが開かれるや否や、部屋の中央で完全に密着した状態のケイとアルテミスを目撃した救護隊の隊員たちは、一瞬絶句した。 「違う!!!」 ケイは全力で叫んだ。
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  • 2025年2月16日

    Terran.31様からコメント頂きました!ありがとうございます🙇

    Terran.31様 https://kakuyomu.jp/users/Terran 夜中に目が覚めて、ふとスマホ見たら通知が入ってて小躍りしてました(早く寝なさい) 心から感謝致しますさ Terran.31様のリィンカーネーターは謎の男とギャルの掛け合いがめちゃくちゃ魅力的な作品です! さてさて、別の話になりますが、勢いでなにやらキャンペーン中らしいので限定の近況ノート?と言うものを上げてみました。 内容はショートショートと変わらず、ケイとアルテミスがワチャってるだけで、ストーリーに関係するような要素が無いです。 スルーしても大丈夫です👍(いいのかそれで) では、二度寝します。 おやすみなさい。
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  • 2025年2月16日

    ケイとアルテミスとタバコの話

    サポーター限定
  • 2025年2月15日

    他の方々の小説を読んで回って

    つくづく痛感したのです。 私の文章が如何に大雑把か。 そして、皆さんの文章が如何に丁寧に緻密に書かれているか(皆さん素晴らしい文系なのですよ) ただ、この私のスタイルを急に整えることが困難なため、このままお付き合い頂けると幸いです。 さてさて、ケイとアルテミスのショートショートですが、案は幾らでもあるのですが、なかなか似たようなパターンが増えてしまって、長々と話数を増やすのが個人的には嫌だったりします。 なので、似たようなパターンは近況ノートに載せようがと思っています。 今回上げたのは研究室でのボヤ騒ぎなのですが、この他に冷却材が漏れて研究室が極寒の地になってしまうお話もあります。 もうこの時点でアルテミスさん何するかパターン入ってます笑 では、皆様良い休日を!
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  • 2025年2月14日

    ケイとアルテミスとバレンタイン

    研究室のドアが開き、ケイがいつものようにコーヒー片手に入ってきた。 すると、作業台の上に見慣れない箱が置かれている。 「……ん?」 ケイは訝しげに箱を手に取り、蓋を開けた。 カラン。 中には、まるで黒曜石のような輝きを放つ結晶がぎっしりと詰まっていた。 「……なんだ、これ?」 「バレンタインです」 背後から聞こえたアルテミスの声に、ケイは僅かに肩を揺らす。 「……バレンタイン?」 「はい。チョコレートを“最適化”しました」 「……最適化だぁ?」 なんか嫌な予感がする。 ケイは眉をひそめながら、恐る恐るカカオ鉱石(?)のひとつをつまみ上げる。 「カカオ含有率は99.9%、カフェインとテオブロミンを最大効率で抽出し、最適な結晶構造に精製しました」 「……待て、そもそもチョコって結晶構造で作るもんじゃねえだろ!」 「チョコレートの主要成分であるカカオバターはポリモルフィズム(多形性)を持っており、冷却過程で異なる結晶形を形成します。一般的に美味しいとされるのは型VI結晶ですが、私はさらに安定性と純度を向上させた型VII結晶を生成しました」 「……いや、知らねぇよそんなもん!」 ケイは額を押さえた。 「要するに、食いもんか、これ?」 「もちろんです。エネルギー効率も優れており、活動時の最適な栄養補給が可能です」 「……まさか、食事の代替を考えてるわけじゃねえよな?」 「それも選択肢として有効かと」 「最適化の定義、ズレてんだよ!!」 ケイはそう叫びながら、恐る恐る口に放り込んだ。 ──ガリッ。 「……ッ!? 硬ぇ!!!」 「圧縮技術を用いて密度を極限まで高めた結果、カカオ結晶の硬度がダイヤモンドに匹敵するレベルまで向上しました」 「いや、もうそれチョコじゃねぇだろ!?武器か!?いや最早鉱物か!!」 「口腔内の温度と唾液によってゆっくり溶ける仕様です」 「いや、その“仕様”がダメなんだよ!!」 ケイは慌てて水を飲み込んで、喉を潤した。 その間に、アルテミスがもうひとつの箱を取り出して差し出す。 「では、こちらをどうぞ」 「……まだあんのかよ」 警戒しつつも箱を開けると、今度は普通のチョコレートが入っていた。 「こっちは普通だな」 「はい。“普通のもの”も準備しました」 「最初からそれ出せよ!!!」 ケイが叫ぶと、アルテミスは首を傾げる。 「最適化チョコもすべて完食していましたが、不満ですか?」 「……いや、お前がくれたもんだから食ったけどよ……」 ケイはボソボソと呟く。 アルテミスはじっと彼を見つめ、何かを考えているようだった。 「……なるほど」 「なんだよ」 「“もらったものは大事にする”というのが、ケイの行動原理なのですね」 「いや、そんな大層なもんじゃねえよ……」 ケイはため息をつきながら、普通のチョコを一つ口に入れた。 「……ま、こっちは普通に美味ぇ」 「では、次回はさらに最適化を……」 「やめろ!!!」 ケイは全力で叫んだ。
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  • 2025年2月13日

    ★♡感謝!明日はバレンタイン!

    自分では信じられないほど★と♡を頂き、驚くとともに、深く感謝致します。 本当にありがとうございます泣 明日はバレンタインだそうですっかり忘れていました汗 アンドロイドとチョコレートの関連性を模索できるようでしたら明日アップする事にします。 (そんなものあるのか?)
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  • 2025年2月13日

    レビューコメントお礼3 栗眼鏡様

    栗眼鏡様 https://kakuyomu.jp/users/hiro2022 レビューコメントありがとうございます! きっとアルテミスさんがお家に伺ったら、かなりうるさいと思うので非推奨かもしれません汗 ニヤニヤして頂けて光栄です。 ありがとうございます! 栗眼鏡様は「愛してるを伝えたいからエピローグをもう少し」を連載されています。勇者の一途な愛が素敵です。物語の背景やキャラクターがしっかりと書かれていて、とてもサクサク読めました。個人的には姫様を応援したいです!
  • 2025年2月13日

    レビューコメントお礼2 お仕事中の情シス様

    お仕事中の情シス様 https://kakuyomu.jp/users/SE_Shigoto_Shinagara もうレビューだけでも秀作なのです。 こんなに素敵なコメント頂いてしまって、私もう一生分の運を使い果たしてしまった気分です。 そして、ケイさんの代わりに叫んで下さってありがとうございます。 お仕事中の情シス様がは「サキュバスですが、大好きな幼馴染を奪われそうで泣きたい」を連載中です。 サキュバスさんといったらあの大人なウフフなやつですよね!(語彙力幼稚ですみません) 成長途中のサキュバスが可愛らしいです。
  • 2025年2月13日

    レビューコメントお礼1 mio様

    mio様 https://kakuyomu.jp/users/jcatm333 初レビューコメントに感謝! 感涙でキーがなかなか打てないぐらい舞い上がっとります。 ダッシュでレビューお礼の仕方など回ったのですが、これでいいのかしら?いいのかしら?とキョドってる不審者、未人です。 元々こちらのショートショートは本編のSFミステリーに誘導するかたちになればと思い、書き始めたのですが、その文章を好きだと言ってくださるなんて、もうこっちメインでいい気がしてきました。(気をしっかり持て) mio様の現在連載中の「虹色奇譚〜魔力がなくとも石がある〜」、は大雑把な私とは比べ物にならないぐらいとても丁寧にキャラクター描写がされており、これからの展開が楽しみな一作です。
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  • 2025年2月11日

    ドラウニングを書いて

    自身のイメージを文章に起こすという、素人全開の作品になってしまいました汗 元々の原案はシズおばあちゃんの回想録だったのですが、途中からその孫のケイをめちゃくちゃ書きたくなって、更にアルテミスの事が大好きになって、こんな事になってしまったのです。 (何も伝わらんがな) 途中出てくる麻雀ターンは完全私の趣味です。 なんなら東風戦の南入の接戦まで書いて、麻雀知らない人には1nmも分からんがな…と我に返って全消ししました。 書いてる最中は楽しかったのですが、如何せんSFカテゴリーだったので汗 他にも幼少期のケイにあまり口にはできない接触がアキラからあった事など、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで書こうとしたのですが、耐えきれずストーリーをぶった切ってまで、創造者権限でアキラを強制退場させたい衝動にかられたので、それらも削除しました。 なので、当初の構想とは違いかなりコンパクトになりました。 (なんの報告だ) あと、書いてみたいのはケイとアルテミスの関係です。 恋愛的表現を含めての2人の関係を書きたいのですが、どんな偏った性癖なんだと自身で突っ込まざる得ないので、手が進みそうならショートショートで上げようと思います。 それでは、また。 この文章が誰かに読まれることはないと思いますが。
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