こんにちは。
こちらは、私が「読むのも楽しいけど、書く上でも参考になる」と思ってる作品を紹介するノートです。今日は第三回。
真面目な人だと「レビューを書かれたら、書いて返さなくては!(๑º口º๑; ; )」となってしまうので、ご本人の了承は得ず勝手にやります。
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◆第3回はこちら^^
今回は完結作品「青い疾風(ブルーゲイル)!」。公式の略称はブルゲイです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093084040595774ひとことで魅力を表現すると、
異世界転移熱血少年マンガ風ファンタジー英雄譚
となるでしょうか。
◇いいなと思うところ1:バトルが多くてカッコいい
アクション映画が大好きという作者さんの影響でしょうか、バトル要素多め、ファンタジーですから色んな戦い方があって楽しいです。ファンタジーの王道だと剣と魔法が多いと思われますが、この作品は、弓、ダイナマイト、狙撃も出てきます。これがあるところが、他の作品と「転移」の差別化を図る要素ではないかと思っています。
◇いいなと思うところ2:主人公に引っ張られる
私が少年マンガ風と称したのは、仲間も読者も引き込んでしまう、あつーい主人公がいるから!まぁ流血が多くてはらはらさせてくれるんですが、彼を応援しながら、気持ちが熱くなりながら読んでしまえるんです。
そしてケガするシーンって心配だったり、人によっては気持ちが暗くなるかもしれませんが、時々、爽やかな青い疾風が吹き抜けて、気持ちを爽やかにしてくれるんです。
仲間との友情、いいね!カッコいい大人がいるのもいいね!……くそやろーもいたけど、それはそれで応援しちゃいました。「いいぞいいぞ、最後にガツンと殴られろ!」みたいな(笑)
◇いいなと思うところ3:転移してきた人たちの設定が一筋縄ではない
聖女にならないし、勇者にならないし、モブとして生きるわけでもありません。彼らの転移前の人生は、物語に深みを与えます。転生転移もの、私は苦手なんですが、最後まで読んだ理由はこれです。
名前は、日本語と英語(日本人に馴染みある響き)が多め、あとは転移前の地域の言語ですね。このあたりもしっかり考えられていてわかりやすいと思います。
異形獣とは? イントルーダーとは? え、元の世界に帰れるの? その代償は?
色々な不思議を追いかけながら読んでください。どこかで、青い疾風が吹くと思います!
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◇見習いたいと思っている点
・アクションの痛快さ
・きちんと起承転結でストーリー展開を考えて、書き切っている点
・人物の性格(熱いヤツ、いつか書いてみたい)
私はいま起承転結を作ることに苦労している人間で、それを決めてから書き始められるってすごい。だって、話の終着点(ゴール)が分かるんですよね。各話ごとの盛り上がりも意識できてるってことですよね。
お時間があれば、起承転結を作るときにどんなことを盛り込んでいるかも伺ってみたいものです。
続編を期待させるラストでしたので、期待が高まりますね♡