昨日、朝の6時まで寝つけなくてですね。
近況ノートにこの話題を書こうと心に決めていたので、ちょっと聞いてもらえたら嬉しいです。
あ、創作の源泉とか、そういうのに興味ある人向けです☆彡
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インスパイアされた”世界観”を持つビジュアル系ロックバンドのお話です。
熾天使の名を持つ『Raphael』というバンドです。
よかったら、youtubeでBGMを流しながら読んでください。
↓ クリスマスソング
『White Love Story』
https://youtu.be/XAooAOjHWBY?si=09T4iQHadnq52hklピュアホワイトな感じ。万人向け。
↓ おすすめソング
『窓際の夢』
https://youtu.be/FLO9DRbqZG8?si=iqxxQq9zLS7OkcMe片想いソング。ピアノ版を探したけれど音源が見つかりませんでした
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V系と呼ばれる人たちですが、申し訳ないけれどビジュアルにはちっとも興味がないです……誰が誰だか見分けがつきません。真のファンじゃないと言われそう、ごめんね。
じゃあ何にインスパイアされたのか。”世界観”です。
音楽はよくわからないんですけど、ロック×クラシック、みたいな感じ? グループ名通りちょっと厨二的な要素もあり、ボーカルの歌い方の癖(ビブラート)も強く、万人受けはしないかな。楽曲もかなり烈しく暗いものからクリアでピュアなものまで幅広い。しかしその根底に一本「孤独」という線が通っている。そんな”世界観”を持つバンドです。
心の中に孤独を抱える人には、刺さること間違いなし、と思ってます。
ここで、アーティストのご紹介。
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◆Raphael(読み:ラファエル)
1999年メジャー・デビュー、2016年に解散。
すべての歌詞とほとんどの楽曲を手掛けたギタリスト華月は、2000年、19歳の若さでこの世を去る……。
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ひとりのアーティストが、生涯抱え続けてついに癒されなかった孤独が、楽曲に余すところなく反映されています。届かぬ想い=片想い、のメロディラインは秀逸です。
なので、おすすめソングとして、私が最も片想いをよく表していると考えている曲を選びました。
タグをつけるなら、「孤独」「美醜」「分裂」というところかな。小説に例えるなら現代ファンタジー、ちょっと恋愛含む、主人公のモノローグが得意。場面転換は劇的に、最終局面にオチを重ねる書き方が多いと思います。
先日、私は変ホ短調、哀愁の漂うメロディが好きだよ~というお話をちらっとしたかと思います。彼らの楽曲、たぶん「#」「♭」を多用する不安定な曲です。
一方で、彼がまだ存命であったなら、グループの楽曲はどう変化したかなという望みが絶たれたのであり、「花開く前の可能性が潰えた音楽」という捉え方もできます。
カラオケには、10曲以上収録されているでしょうか。アルバムソング含め、30曲では収まりませんが今でもほぼ全部歌えます。
そのすべての作品に一貫したテーマを持つという点において、インスパイアされたグループですよ、と締めくくります。
私の作品もすべて、「不幸な子どもが幸せになる(あるいは求める)物語」として、テーマは一貫していると思っています。
同じテーマを、表現を変えて、繰り返し繰り返し、届けたい人たちがいるのです。