みなさまこんにちは。
いつも私の作品をご覧いただき、本当にありがとうございます。
今日一日、みなさまの一日がいい日になりますように。
そして私の作品を読んでくださる全ての人に感謝を申し上げます。
さて、まじゅの掲載作品の紹介をいたします。
ぜひご一読くださいませ。
◇◆◇◆まじゅの長編作品◆◇◆◇
【黒い母 影のない國】
首筋が痛んだら──それは、あなたの番。
太古の昔、王国は光に満ちていた。
女王によって祝福され、人びとは幸福を謳歌していた。
母なる太陽の光は、國にひと欠片の影を作らない程であった。
外界の人間は女王の王国を、影のない國と呼んだ。
歴史の裏側で、生きてきた者たちがいる。
影のない、逃げ場のない日差しに焦がされながら。
命を奪ってはならない。
小さな小さな声で、言い伝えながら。
七人の男女に共通する業と、死と隣り合わせの恐怖。
ばらばらだった彼らを、やがて一つの運命が導く。
命を奪ってはならないのは、なぜか。
影のない國とは、どんな国だったのか。
恐怖のオカルト群像劇、開幕──。
https://kakuyomu.jp/works/822139838482908394【わたしの9つの心臓】
全てはあの子を取り戻すため。だから──。
久我晶子は神奈川県立K高校の英語教師である。ある日の放課後、生徒の飛び降りを目撃する。遺書に書かれた『3』の文字に、晶子は驚愕する。二年前に電車に飛び込み亡くなった自身の娘・愛理の遺書にも『2』と書いてあったからだ。だが、それは始まりに過ぎなかった。この高校で立て続けに起こる、謎の惨劇の──。
https://kakuyomu.jp/works/16818792437571039335【人形学級〈改〉】
世界で一番優しくて世界で一番平和な学級、「人形学級」へようこそ──。
灰島月子は都内の教育実習生で、同性愛者であり、小児性愛者である。小学五年生の頃のある少女との出会いが、彼女の人生を歪にした。そしてたどり着いたのは、屋上からの飛び降り自殺という結末。終わったかに思えた人生。ところが、彼女は目が覚めると小学校のクラスに教育実習生として立っていた。そして見知らぬ四人の少女達は言った。
「世界で一番優しくて世界で一番平和な学級、『人形学級』へようこそ」
まじゅの処女作、改稿の上ただいま開幕──。
https://kakuyomu.jp/works/16818622175990169156【メル先生の子守唄】
☆児童向け文学☆
その昔、ふたつの心がヒトによって創られました。それから千年。世界から歌声が聞こえなくなって、長い月日が経ったある日。
小さな奇跡が起ころうとしておりました。
https://kakuyomu.jp/works/16818622173979532094【ママが呼んでいる】
鐘が鳴る。夜が来る。──ママが彼らを呼んでいる。
京都の大学に通う九条マコト(くじょうまこと)と恋人の新田ヒナ(あらたひな)は或る日、所属するオカルトサークルの仲間と、島根にあるという小さな寒村、真理弥村(まりやむら)に向かう。隠れキリシタンの末裔が暮らすというその村には百年前まで、教会に人身御供を捧げていたという伝承があるのだった。その時、教会の鐘が大きな音を立てて鳴り響く。そして二人は目撃する。彼らを待ち受ける、村の「夜」の姿を──。
https://kakuyomu.jp/works/16818792436063876466【きぃ子ちゃんのインスタントカメラ】
☆児童向け文学☆
──ほら、これでもう寂しくないでしょ。だから、ね。泣かないで。
五年生の僕、月森あおはちょっぴり危ない遊びが大好きだ。不思議なお姉さんのきぃ子ちゃんとふたりで、夕方の街や公園をたんけんする。そして街を彷徨うお化けたちと「勝負」をするのだ。鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり。そしてきぃ子ちゃんはいつもお化けの写真を撮っては、僕にくれる。「ほら、これでもう寂しくないでしょ」──そう言って。
https://kakuyomu.jp/works/16818622175785802589【いざなみさまごっこ】
「ねえ、ひみつのあそび、しましょ」
熾神月子は身体から火を出すことが出来る能力の持ち主である。幼い頃、妹の茜と共にカルト教団『いざなみのいえ』にて、教育と称した虐待を受けて育った。地獄のような日々は、徐々に彼女の精神を蝕んで行く──。火の神カグヅチを産んで死んだいざなみ。その加護を受けた女性が歩んだ先に待つ結末とは。
https://kakuyomu.jp/works/822139836694447298【アザミの箱庭 「大好きなお兄様を守れなかったバリキャリウーマンの私が幼女に転生したので、次は絶対に大好きなお兄様を守り切ります!!」】
広告代理店勤務の生田有沙は、大切に思っている血の繋がらないお兄ちゃんと会う前日に交通事故で死亡。気がつくと、四歳の幼女に転生していて、しかも転生先でもお兄ちゃんときょうだいで!?
四歳幼女の甘々愛され転生生活【大好きなお兄様を守れなかったバリキャリウーマンの私が幼女に転生したので、次は絶対に大好きなお兄様を守り切ります!!】他、復讐をテーマにしたオムニバス形式の短編集、これより開幕──
https://kakuyomu.jp/works/16818093080782165262【わたしの大切なおとうと】
高校二年生の荒浜なぎさには、大好きなおとうとがいた。自分のことをおんなの子だと思い込んでいたおとうと。世界でいちばん、大切だったおとうと。去年の六月、自殺で亡くしてしまったおとうと。その日から、なぎさの毎日は灰色になった。けれどそんななぎさも、恋に落ちた。灰色の毎日が、ようやく色彩を取り戻した。しかし、なぎさはまだ知らない。自分のおとうとへの想いがどれだけ歪んでいたのかを。その胸に空いた、虚ろな穴の闇の深さを。
https://kakuyomu.jp/works/16818093081867577160【ベルベッチカ・リリヰの舌の味 おおかみ村と不思議な転校生の真実】
相原ゆうが小学五年生の夏。ふしぎな転校生がやってきた。名前は逸瑠辺千夏。ロシア人らしい。その子は常にマスクを付けていて、外すことがない。体育の時間もプールの時間も、果ては給食の時間まで。マスクを外さないのだ。不思議に思ったゆうは聞いた。どうしていつもマスクなの、と。すると彼女は答えた。
「ゆうくんになら、見せてもいいかな。私の、マスクの下」
https://kakuyomu.jp/works/16818093079142562068【茜坂病院前バス停にて・拝島ぼたんの退魔録─壱─ 僕の彼女は幽霊で胸に秘める九つの秘密】
茜坂病院前バス停にて。僕は生まれて初めて恋に落ちた……。茜坂病院。がんを抱える人々の最後の砦。十四歳の倉敷博巳は、脳腫瘍を患い、その病院に入院していた。抗がん剤治療の辛く苦しい日々。そんな時、白血病で入院する、一つ年上の逢沢瞳と病室で出会う。そんな彼女は、よく病院を抜け出しては近くのバス停で、停りもしないバスをいつも待っていた。そしてある夏の日、博巳は瞳と約束をする。明日、彼女が待っているバスに乗せて、彼女の望む場所に行こう、と──
https://kakuyomu.jp/works/16818093078137074471◇◆◇◆まじゅの短編作品◆◇◆◇
【未知子とキラキラと私】
「未知との遭遇の未知に、こどもの子で、未知子だよ」
神様は残酷だ。
キラキラを女の子たちみんなには平等に分けてはくれなかった。私、佐伯小春も、キラキラをもらえなかった方の女の子だ。
そんな私の前に、すんごく綺麗な女の子が現れた。未知子と名乗る彼女はそれから、私に寄り添って、生きてくれるようになった。私の人生が、キラキラにあふれた。
でも、私は気付かなかった。
彼女の、本当の目的に。
https://kakuyomu.jp/works/822139841701773037【杏樹まじゅの140文字の缶詰】
140文字に垣間見える小さな世界を、あなたに──。
まじゅがX(旧Twitter)で毎日(基本的に)連載してる、140文字小説のまとめです。カクヨムには一週間ごとに金曜日に上げていきます。お読みいただけると、幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/7667601419860730501【ハッピーバースデイ・ディア・ミセス・スミス】
──あの日。私はなんと言ったのでしょう。どんな顔をしていたでしょう。
老執事アルフレッドと老女主人のスミス婦人は、ロンドンに住んでいる。毎日決まったコースで散歩をし、買い物をする、何十年も変わらない生活。ある日、何かが変わった。それは、微々たるものであったが、確実に二人の日常に影を落としていくのであった。
https://kakuyomu.jp/works/16818792439600366069【ハッピーサマーバケーション】
うちはここにおるよ。待っとるんじゃ。ずっと、ずっと。
村上紗季と三宅太一は腐れ縁の幼馴染。地球が温暖化で住めなくなって、選ばれたヒトが宇宙船で飛び立った後の世界で。選ばれず残された二人の夏休みは、まだ続いていた。そして紗季の、胸に秘めた恋心もまた、永遠に続く夏休みを生きている──。
https://kakuyomu.jp/works/16818792439501029099【神楽くんの隠し事】
☆児童向け文学☆
彼には、誰にも言えない隠し事があった。
六年生の玉木吉乃のクラスメイト、神楽くんはいつもマスクをしている。ある日、クラスメイトにそそのかされて、その秘密を知ろうと決意する。その為に、神楽くんに優しくしようと接するが──。
https://kakuyomu.jp/works/16818622175699214588【ハッピーサーズデイ】
高山陽毬は中学三年生の夏、脳腫瘍だと診断される。戸惑う陽毬だったが、同じく脳腫瘍の藤太と、木曜日の羽田空港で出会う。二人は、毎週木曜日に羽田空港のロビーで会うことを約束する。新しい生き甲斐を見つけた陽毬だったが、二人にはゆっくりと、しかし確実に世界の終末が近づいていた。
https://kakuyomu.jp/works/16818093091166380349【麗しのきまぐれ皇太子が選んだ奴隷の私 ドアマット少女のシンデレラストーリーとその後のこと】
私はこの伯爵家の娘、シルヴィアーナ。でもこの家では奴隷で、ドアマットと呼ばれています。ある晩我が家に皇太子陛下がいらっしゃいました。そしてアザだらけの私の手を取り言いました。
「私の妃になって欲しい」
その日から私は、シンデレラになったのです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093079420790457【醜い王妃シャルロッテと彼女の愛した国王陛下 ~アタイがあんたを守ると決めた 十四歳の王妃様の死に戻りループ人生~】
アタイの名前はシャルロッテ・エアレーズング。こんなにブサイクなツラしてるけれど、この国の王妃やってンだよね。ついさっき、ギロチンにかけられて王様共々死んだんだけど、なんかもう一回やり直せるって、変なヤツに言われてさあ。それなら頑張るしかねえよな。みんな、見とけよ、今度こそ、大好きな王様を幸せにしてみせるからよ!
https://kakuyomu.jp/works/16818093079203436830【夢喰い追放聖女は赤毛の天使と水蜜桃の恋をする 王国の未来? わたくしは存じ上げませんわ】
その聖女は、悪夢を食べた。愛しい、少女の為に──
わたくしは「夢喰い」聖女フレデリカ・アッシュフィールド。能無し国王陛下にお役御免をお申し付けいただいたので、晴れて自由の身になりました。穏やかな田舎で、ペンを握り文字を書く日々。憧れのスローライフ。そして、隣には天使のように可愛いわたくしだけの少女、ジューン。なんて、なんて幸せなのでしょう! え? 王国の未来? わたくしは存じ上げませんわ。
https://kakuyomu.jp/works/16818093078713960553