物語序盤の主人公・繭の性格は、実は9割が作者自身です。
特に「本当は言いたいのに言えない」というところ。
作者にも、そういう経験が山ほどありましたし、
きっとこれからも何度もあると思っています。
繭は、空気を読んで、いろいろ考えすぎてしまって、
そのうちタイミングを逃してしまうタイプです。
頭の中ではたくさん言葉が渦巻いているのに、
いざとなるとうまく言語化できない。
作者もまさにそんな感じで、
その場の瞬発力がないというか、
アドリブがきかないというか……
家に帰ってから
「なんであの時、ああ言えなかったんだろう」
って一人反省会を開くこと、数えきれません。
だからこそ、
少しずつでも前に進もうとする繭の姿を書くのは、
自分にとってもどこか救いなんです。
うまく立ち回れなくても、
要領がよくなくても、
それでも不器用なりに頑張っている人には、
やっぱり報われてほしい。
繭の成長は、現実世界でうまく立ち回れない
自分へのエールみたいなものなのかもしれません。
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『ガクチカ』がないので、異世界で働いてきました
~父の就活ノートと内定へのクエスト~
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