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近況ノート 2025.10.13 『リインカーネーションの季節』『放課後のハスキーさん』掲載のお知らせと最近のこと

長編と短編を1作ずつ投稿しました。

『リインカーネーションの季節』
( https://kakuyomu.jp/works/822139836578812087 )
《あらすじ》
誰もが頭のなかに補助コンピューターを埋めこみ、自らの精神や感情を自由自在にコントロールできるようになった時代。ネット上を飛び交うデータの総量は膨れ上がり、世界中のサーバーを食い尽くそうとしていた。技術保全機構の上級倫理官であり、放浪アンドロイドの破壊と放置サーバーのサルベージを任務とする有情コウは、閉鎖された研究所の地下サーバー室でデータ化された人間の魂を発見。ときを同じくして、世界じゅうでアンドロイドたちが暴走を始める。特命を受け、魂のデータ化とアンドロイドの暴走の因果関係について調査を始めたコウは、やがて暴徒化したアンドロイド集団『転生の季節』を率いる女性型アンドロイドの存在にたどり着く。そのアンドロイドは、十年前に「私は必ず生まれ変わる」と告げてこの世を去ったユウの親友、六道ムイを名乗るのだった……。

 インターネットに小説をアップするようになって最初に書いた長編です。2016年頃の作品です。当時はこういう系統のSF作品をたくさん読んでたし書いてた記憶があります。個人的にはリツが好きです。読んでいただけると嬉しいです。


『放課後のハスキーさん』
( https://kakuyomu.jp/works/822139837345511618 )
《あらすじ》
幽霊が出ると噂の旧校舎で謎の歌声を聞いた山岸千早は、そのかすれ声の主をハスキーさんと名付けた。ハスキーさんの声に魅了された千早は、クラスに馴染めずにいる近藤真美と一緒に旧校舎へ忍びこみ、ハスキーさんの正体を突き止める計画を立てるのだが――

 学生服って世界でいちばん窮屈な服だったよなってことにふと気づき、思いついた作品です。きっと、あのころの窮屈さの延長線上にいまがあるんだろう。夕暮れのシーンが多く、秋にうってつけのお話です。ぜひ読んでください。


 ここ最近は、羊文学の新しいアルバムを聴いて過ごしてる。『そのとき』と『feel』が個人的にめっちゃ好きです。夏の終わりから秋にかけては世界がチルくなるからいいよね。
 これから年末にかけて、短編・長編含めて更新頻度が高くなると思います。いい作品をたくさん書くので、よろしくお願いします。

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