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自分の居場所でひっそりと息をする者たちが小さな光の交換をするような空間

お忙しいところご覧くださりありがとうございます。
短編部門に参加した「ノラの食堂 輝きそこなった星の群れ」をお読みくださった皆さま、コメント、星、そして心のこもったレビューをいただき、本当にありがとうございました。
そっと星やレビューを残してくださった方々にはお礼も言えないままで失礼しています。この場を借りて心からお礼申し上げます。

以前のノートでは新作は出さないみたいなことを匂わせておきながら、「なんだ結局書くんじゃないか」と思われた方もいらっしゃると思いますが、昨年は人生とか死とか病気とか命とか、そういう重ためのことが一気に降りかかってきたこともあり、最初は書くつもりはなかったです。
でもなんとなく自分に言い訳している感がいやで、前からアイデアのあった話を形にしました。書くのに集中することで沈みがちだったものを前向きに保つことができたというか、公開したことで溜まっていた胸のつかえが下りたところもあり、コンテストのためというより自分のためになったと思っています。

色んな人たちが生きるるつぼのような街で暮らしていると、自分がどれほどちっぽけな存在かというのを否が応でも感じさせられます。
でもどんなところにいても、意地悪な上から目線に傷つくより、言葉少なでも気持ちの通う温かさに救われることに目を向けたほうが、一日を穏やかに過ごせます。
この物語で書いた群れとは閉鎖的な空間ではなく、それぞれ自分の居場所でひっそりと息をする者たちがおのずと寄り添い、小さな光の交換をするような空間だと思っています。そのように書けていたらと願っています。

いつもながら一万字の制限の中で、何を削り何を残すかには悩みましたが、行間を汲み取るような細やかなコメントをいただき、理解してもらえることの有難みを感じました。
料理や食材というメタファーに対しても、自分の考えていた以上の解釈をしてもらえることもあり、本当に嬉しかったです。
お忙しい中、じっくりと読んでくださった方々に、改めて感謝いたします。

短編部門も数年前とは様相が変わってきましたが、変わらないスタンスで続けられればと思っています。

もし興味を持っていただけたなら、どうぞお時間のあるときに覗いてやってください。
ここまで読んでくださってありがとうございます。

写真は連載中に積もった雪。どこかの子供が作った雪だるま。
寒い季節が続きますが、皆さまもお体ご自愛ください。

22件のコメント

  • 柊圭介さんの紡ぐ世界が日本の片隅に生きる身(オバサンですみませんm(__)m)をどれほど励ましてくださっているか、この胸を割ってお見せしたいほどです。

    自分がどれほどちっぽけな存在か
    ← どうぞどこかの誇大妄想家に届きますように。

    雪だるまにもパリっぽさが感じられますね。
    お心の籠ったメッセージ&画像をありがとうございます。
  • 「小さな光の交換」…素敵ですね。このカクヨムのサイトでも、そんな事が出来ているんだなって嬉しくなります。
    雪だるま、装飾が全部葉っぱ🍃! 雪の降る時期に色んな色彩の鮮やかな葉っぱがあるのが不思議な感じ。いびつな形でお化けっぽいのがユニークですね👻♪
  • 昨年はいろいろとお辛いことがあったのですね……。
    そんななかで素晴らしい御作を生み出してくださり、嬉しく有難く思います。柊様ご自身のお気持ちにも良い影響があったのなら何よりです。
    私自身も不安障害でいろいろと行動に制限のある身ですが、物語のなかで自由に飛び回ることでいつも救われています。
    「変わらないスタンスで続けられれば」という言葉も、ファンとしては嬉しいかぎりです!
  • 柊さん。
    大変なことが色々あった中で、短編をありがとうございました。
    書きたい時に書くスタンスでいいと思います。
    私もそうですよ。誰にも遠慮せず好きな時に好きな話を思う存分。

    自分のためでいいと思います。
    だから貴方の作品に惹かれると思うのです。

    貴方とはね、長い付き合いだから(もちろんカクヨムで)
    お気持ち手にとるように分かる…
    元気だな、落ち込んでるな、怒ってるな、泣いてるなって。
    強さも繊細さも全て含めて愛しいカクヨムフレンズです。
    「光」を受け取りましたよ。
    雪だるまの写真、ユニークで可愛いですね⛄️
    完結おめでとうございます♪ 執筆お疲れ様でした。

  • 柊圭介さん、おはようございます😊

    クスっと思わず笑みが浮かぶようなユニークな雪だるま⛄
    作っている時の子供達の歓喜や笑顔も浮かんでくるようです。
    「僕のが一番!」「アタシのが可愛いよ!」「どんなもんだい!」
    そんな声が聞こえてきそう( ´艸`)

    >この物語で書いた群れとは閉鎖的な空間ではなく、それぞれ自分の居場所でひっそりと息をする者たちがおのずと寄り添い、小さな光の交換をするような空間だと思っています。

    柊さんの想いがしっかり伝わる心温まる素敵なお話でした。
    これからも変わらぬスタンスで頑張って下さい。
  • 「ノラの食堂」は文句なしに私のなかでは傑作です。
    柊圭介さまが、また、短編を書いてくださり、私にとっては、とても幸せでした。
    良い作品を読むのは、いっときの幸福をわけてもらったようなものです。
    どうぞ、これからも素敵な作品をお届けください。楽しみにしております。
  • 柊さん、素晴らしい作品を有難うございました。改めて御礼申し上げます。
    生や死に向き合う日々をお過ごしになられたのですね。生は日々に変化し様々な姿を現すのに、死は固定され留まってしまう。本当に不思議な現象です。僕は仕事柄、死に向き合う頻度がやや多めなのかもしれませんが、決して慣れることはないようです。非常に消耗します。ぽっかりと穴が空いたようになります。だからこそ、自らを生きよ、故に書け!とは仰るとおりだと思いました。生きて死に、その死を埋めてまた生きる。生の営みとは、まさにそのようなものなのだろうと思いました。
    でも、頑張りすぎると疲れちゃいますから。どうぞゆったりとお休み願います。
    ご教授、ありがとうございました!
  • 昨年は、しんどいことが多かったのですね。
    なぜか一気にやってくるときって、ありますよね。楽しいことならいいのですが、重たいものだと心身が疲弊してしまう。
    今は大丈夫ですか?
    少しでも楽になっているなら、いいのですが。

    私は最近、あとどれくらい生きるのかなー?って考えます。
    生きている間に、頭の中にある物語を書き切ってしまいたい!
    だから柊さんも、頭にぽわっと浮かんだ作品を書いてくださいね。自分のために。そして、私のために(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)うふっ!
    死んでしまったら、その物語は形になることは永遠にないのですから。
    あ、ちなみに私はめっちゃ元気です!多分、あと35年は生きます!(手相占いより)
  • 上月さん、
    こちらこそ親身なお言葉にどれほど励まされているか分かりません。本当にありがとうございます。
    世の中を鋭く見つめられるエッセイにもいつも頷かされています。

    同じ雪だるまでも国のカラーが出ますね^^
  • 風羽さん、
    カクヨムの作品群も同じなのかも知れませんね。膨大な中にきっと琴線に触れる作品があって。風羽さんにも光をもらってます。ありがとうございます。
    雪だるま、確かにお化け👻っぽいですね(笑)どこから拾ってきたのか、色んな葉っぱで工夫してるのがかわいいですね。
  • ハルさん、
    今作にも心のこもったコメントをありがとうございました。やはり書くことは精神的に自分を助けると思います。
    「物語のなかで自由に飛び回ること」が創作の魅力ですね。ハルさんの言葉の明るさに助けられている人も多いでしょう。自分もそのひとりです。ゆっくりですがこれからもよろしくお願いします。
  • ハナスさん、
    こちらこそ連載中のあたたかい応援のお言葉には本当に支えられました。改めてありがとうございます。
    ハナスさんの御作品は書きたいことを貫かれていて、その上サービス精神もたっぷりで、器の大きさを感じます。自分には真似できません。カクヨムで書いてくださっている安心感はきっと多くの方が感じているでしょうね。そんな中でこんなに長くお付き合いいただけること、本当に幸せに思っています。ぜんぶ手に取るように分かる、ドキ。でもそれがありがたい。
    久しぶりの長編が読めるのも嬉しいです。ハナスさんも執筆頑張ってください♪
  • この美のこさん、
    おはようございます😊
    パリではほとんど雪が降らないのでこれだけ大きな雪だるまが作れるのは珍しいのです。確かに声が聞こえてきそう。かたちがきれいに整ってないところがなんともいいですよね^^
    短編も公開時から伴走してくださり、お優しいコメントにいつも励まされていました。本当にありがとうございます。のこさんがお体回復されてまた元気に活動しておられるのが嬉しいです。これからも頑張ってくださいね。
  • 雨さん、
    そんな風に言ってくださると光栄すぎて痛み入ります。連載中も励みになるお言葉をたくさんいただき、これでいいのだと背中を押されるようでした。書きたいことを分かってもらえることの幸せを感じました。
    ゆっくりですがこれからも書き続けたいと思います。心からありがとうございます。
  • 呪文堂さん、
    こちらこそいつも真心のこもったお言葉をいただき、感謝しきれません。
    そしてこのコメントをいただいて、どうして呪文堂さんが「生」という大きなテーマに挑んで書かれているのか、分かった気がしました。死に向かい合うというのは仕事と割り切れるようなものではないでしょうね。ぽっかり穴が空いたところからまた生を埋めていく営み。呪文堂さんの生への洞察が俯瞰的で同時に細やかなのはこういったご経験の積み重ねなのでしょう。
    御作品でのお話は勉強と刺激になります。こちらこそありがとうございます!
  • 遊井さん、
    しんどいことってなんで一気にくるんでしょうね。ひとつ去ればまたひとつとか。楽しいことなら大歓迎ですけどね。
    考えても仕方ないことは冷静にそして前向きに対処するしかないですね。
    でも元気です。お気遣いくださってありがとうございます。

    >生きている間に、頭の中にある物語を書き切ってしまいたい!
    遊井さんの頭の中にはあと1000ぐらい物語がありそうです。すごいなと感心しています。ちなみに僕はストック無し。だからぽわっと浮かんだのを大事に書きたいです(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)うふっ!
    遊井さんが35年なら僕は34年で。お互いに元気なうちに思い切り書きましょう。
  • こんにちは。
    書くことで前向きに保てたとのこと、ホッとしました。
    ご自分のためになったとのことですが、本作こそ賞をとってほしいと本気で願っております。(自主企画に参加くださったとかは差し置いて)

    ちょっと間が空いてしまいましたが引き続き読ませてもらっています。反芻しすぎて中々先へ進んでいませんが……

    寄せられたコメントやレビューも全て目を通していますが、「柊さんが書く」という時点でワクワクされている方が多そうな印象を受けました。何を隠そう私もその一人なのですけれど。
    それでいて「ほわ〜、新作も最高!」となるのは、紛れもなく作品そのものが素晴らしいからだと思います。

    柊さんご自身のお辛い経験や嫌だなと感じることも一歩ずつ乗り越えながら、消化と昇華を繰り返して作品を描かれているからなのかなと感じました。

    「小さな光の交換」という表現、とてもしっくりきます。
    目立たずとも、誰もがあえて認めなくとも、温かな光は其処此処に。
    それを見つけられる視座で生きてゆきたいです。そのことをこの近況ノートがあらためて思い起こさせてくれました。

    今年はとにかく数を書けと煽る風潮が控えめでホッとしていますが、カクヨムコンの雰囲気も年々変化しているように感じますね。

    雪だるまはシルエット(スタイル?)にメリハリがあって面白いですね。ウエスト周りとか。笑
    表情にも愛嬌があるし、そのままシンプルな線画イラストとかになりそうです。
  • ポロさん、
    多分書かないでいたらあまりよい精神状態で1月を過ごしていなかったかも知れません。自主企画に触発されたことも大きいので、モチベーションをいただいてポロさんには感謝しています。

    短編だとささっと読み終わることも可能ですからね。自分は文章もシンプルな方ですし、ストーリーだけで「こういう話ね」と終わることもできるわけで。それをあえて立ち止まってゆっくり目を通してもらえるのはすごく×2嬉しいことです。ネタの貯えもないのでいつもぎりぎりなんですが、皆さんには温かい目で見ていただいて本当にありがたいです。
    小説のいいところは自分の経験とか思いを直接的にじゃなくて別の題材や人物に託して書けるところですね。それが現実に自分が直面していることではなくても。中にはもっと直接的に自分の感情を消火するために書いちゃったのもありますけど。

    ポロさんは豊富に語彙を駆使されていて、メタ的な仕掛けと隠喩とがいっぱいで、それこそ読み飛ばすことができない「文章自体を味わうもの」を書かれますね。同時にブータンのエッセイのように噛み砕いた表現や映像的な描写を入れつつ、読者に考えさせるものを提示してくれるのもあって、幅が広いなと思います。

    数年前の短編部門はもう少し雰囲気が落ち着いていたように思います。コンテストの参加が多いのは主催側にはいいことなのでしょうが、数が増えても読む側は24時間しかありませんしね。そう言って自分も参加してるけど。

    雪だるま、いかにも雪に慣れていない子たちがはりきって作った感があっていいですよね。雪国だったらもう少し形もきれいなのかも知れないけど、これはこれで愛嬌があって和みます^^
  • 柊圭介さま

    雪だるま三体が、なんともいえずかわいいです。

    ところで、こちらから失礼致します。
    今、わたしの作品に書いてくださったレビューを読んで感激しております。
    「嘘を視る女」を、味わい深く、素敵な内要でご紹介いただき、感謝にたえません。本当にありがとうございます。
  • 雨さん、
    こちらまでご丁寧にありがとうございます。
    御作品とても面白かったです!拙いレビューですがそう言っていただきこちらこそ有難いです。どんな続きになるのか、楽しみに更新を待っています。お体お大事に、執筆頑張ってください。
  • 柊圭介さん。
    ご無沙汰しております。
    書き込みありがとうございます。

    やっぱり驚きますよね。
    犬は口しか表現できるものがないから、何かあるんでしょうね。

    愛情と理解というほど立派なものか分かりませんが、怒って叩いたりする気にはなりませんでした。

    本当にどうしたんでしょうね。
    こういうこともあるんですね。

    で、柊さん、短くても構いませんから何かまた発表してください。楽しみに待ってます。
  • レネさん
    こちらまでありがとうございます。
    そうですね、また何か書きたくなったら書いてみます。
    優しいお言葉をありがとうございます。
    レネさんもどうぞお大事になさってください。
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