• ミステリー
  • 詩・童話・その他

【完結御礼】「生徒会からの挑戦状」あとがき①(ネタバレ)

 おかげさまで完結しました!

https://kakuyomu.jp/works/16818622176601632924

 読んでくださった奇特な方、本当にありがとうございます。感謝感謝です!✨️

 何か次のお話を書きたいなと思っていたところに、【ナツガタリ'25】でミステリーのコンテストがあると知り、なんだか楽しそうだし試しに何か書いてみるか!となったのが今回の切っ掛けでした。

 八万文字も書いたことがないから、文字数多いな、漫才でも入れないと無理じゃない?まあ無理なら諦めればいいかとか思いつつ、最終的には漫才をねじ込み、なんとか文字数制限をクリアしたという感じでした。次回へのフィードバックのために少しメモを残したいと思います。



 ■今回良かった点■

1.ネームドキャラを初めて出せた
2.破綻がありながらも、曲がりなりにも八万文字書けた
3.コンテストに参加している他の方の作品を読めた。めっちゃ面白かった



 ■今回悪かった点■

4.面白くなりはじめるまで1万文字もかかった
5.キャラの成長を描けなかった
6.これはミステリーなのか?



1.ネームドキャラを初めて出せた

 今まで書いた登場人物は全部AとかBとか記号でした。そもそも、小説的な文章が書けないから、流行りのモキュメンタリーの真似事をしていたのですが、今回はお題が学園!青春!ということだったので、名付けは必須で、せっかくだからキラキラネームつけちゃおうという感じで名付けました(初心者あるあるなのか、キャラに名前をつけるのが恥ずかしいという感覚があります。)。

 ネームドになると愛着が湧き、勝手にキャラが動くみたいな感覚も味わえてよかったです。その代償として、ネームドを悪くしたくないという心理が働き、プロットが捻じ曲がるという弊害もありました。


 最初のプロットは、めっちゃシンプルでこんな感じでした。

ある女子生徒がいじめを苦に自殺→生徒会長が女子生徒からの遺書で復讐を頼まれる→生徒会長はイベントを通じて加害者の5人を精神的に追い詰め、一人ずつ〇す。→加害者達は疑心暗鬼になって裏切ったりなんやんやするが、結局全員無事では済まない。→復讐はなにも生まない(悲しみ)


 しかし、ネームドに愛着が湧いてしまった結果、今のお話に落ち着きました。

ある女子生徒がいじめられる→いじめ被害者の女子生徒は、復讐を決意して犬神を作る→いじめ加害者5人に復讐して病院送りにする→やり過ぎたことがバレないように、嘘の情報を流す(■■さん飛び降りパニック事件)→犬神を手に入れた女子生徒は、ついでに気に入らない人に害をなす。→生徒会長が留学先から帰国。誰かが悪いことをしていることに気づく。単独で犯人を捜す。→生徒会長は校則から、過去にこの学校で犬神が猛威を振るったことを知る。→事象の類似性から、犬神遣いが学校に存在することに気づく→校則から、犬神対策として、水垢離が有効と知る。生徒会のイベントを偽装し、できるだけ多くの生徒に水垢離(アイスバケツチャレンジ)をさせる。(自分のカリスマを活用して、多くの生徒をイベントに参加させる)→犯人にイベントの意図に気づかれないようにするため、イベントは■■さん事件の噂話をトレースしているという形をとる。(「イベントは■■さん事件のトレース」という偽の答えを用意する。偽の答えに到達した人はそこで満足して、それ以上考えることをやめる。生徒会長の本当の意図を隠すことが目的)→イベントが経過する中で、主人公が犯人から強い嫉妬のような感情を向けられていることがわかる→生徒会長は、主人公を囮に、犯人を直接叩くことを決意する。→偽装の為、イベントは継続する(漫才で尺稼ぎ。八万文字が多いよ!)→生徒会長は、囮の主人公の友人と仲良くなり、主人公の行動を把握しつつ、主人公を泳がせる。→泳がされた主人公が、犯人を体育館に呼び出す。→主人公の友人から情報を得て、現場に急行。生徒会長は有無を言わさず、犯人を殴る。→生徒会長は犯人に対して、精神的に優位に立ち、犬神を無害化する(ここは無理やり。ゆで理論)。→犯人は学校から去る。エンド。

 だいぶ複雑になり、生徒会長が完全悪人から完全聖人に反転しました。生徒会長が無双する話なので、完全悪も完全聖も本質的には同じですが、ネームドにしちゃうとやはり悪にしたくなくなりますね。

 あとは、形式をお昼の放送にしたり、グループラインのやり取りにしたりで、お話の流れを青春っぽく擬態させました。話の筋の破綻については、まあ生徒会長のことだからいいか~、と何となく誤魔化せる雰囲気を無理やり出すようにしました(ゆで理論)。


 もし最初のプロットで完成まで持って行けたなら、話の筋がシンプルでもっとよかったかもしれませんが、逆に青春風にするのが難しかったかもしれません。あと尺も稼げなかったかも…。
(一作目に書いた、「学生相談記録報告(法-No.24)」 https://kakuyomu.jp/works/16818622170677653441 のような暗い感じになると予想。暗い暗い。)


 モキュメンタリー風にすると、筆力がなくても、読者様の脳みそのCPUをお借りして、読者様の脳内で文章を発生させることができるから助かります。文章を書くのがうまい人ほど、自分の脳内でいい感じに補完されるのか、面白いと感じるのかもしれません。

 
長くなったので分割します。

2件のコメント

  • ネームドキャラ作るの恥ずかしいの私も初心者なのですごくわかります。

    各キャラの考え方、出来事への捉え方がしっかりと固まっていてかなりリアリティのある会話が書かれていて面白かったです。

    キャラだけでなく、物語の構成もかなり練られていてすごく勉強になりました。

    物語の構成で特に驚いた点があります。
    「物理で行く」発言の段階で、
    「会長が物理で行くのを主人公が阻止し、別アプローチで解決に向かう展開」を予想していたのですが、予想が裏切られ面白かったです。まさかストレートに物理とは・・・。

    最後の水地さんとの爽やかな会話の感じは会長の物理があってこそなのでいい意味で裏切りでした。
  • >スタシスホメオ様

    コメントありがとうございます!
    物理の件はアメリカ留学で学んだマッドマン理論です。水地さんに、自分以上の狂気を見せつけることで、精神的に圧倒し無力化するという作戦でした。
    嘘です!いいのが思い浮かばなかったので、殴るしかなかっただけです。読者様の予想を裏切るというか、期待値を超えられなかったという点で大反省です!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する