• 歴史・時代・伝奇
  • 異世界ファンタジー

奴隷ローマ転生のtips 157話 解放後の奴隷の名前

ローマ市民権を持つ者の名前は基本的に個人名・氏族名・家族名となる。
そして個人名以外を持たない奴隷は、解放された時に元主人の個人名と氏族名を名乗るのが一般的だった。
じゃあ元の個人名はどうなるの?と言うと家族名になった。

例えばマルクス・トゥッリウス・キケロの奴隷にティロと言う人物がいる。
彼は解放後マルクス・トゥリウス・ティロと名乗った。
(余談ですが、このティロと言う人物は速記の発明者とも言われています)


フェリクスもこの一般的な例に基づき、解放後はマルクス・ルクレティウス・フェリクスと名乗っている。


そうすると読者の一部は疑問に思うかもしれない。
ルシウスって黄金の指輪を得た後はマルクス・ルクレティウス・ルシウスになるんじゃないの??と。
ルシウスの場合はちょっとややこしくて、ドミさんの名の下に厳密には解放ではなく騎士身分となり、その上でドミさんが庇護者であった家長がいなくなった『ルクレティウス・フロント家』を過去に遡って遺贈を捏造し継承した上で、同じくドミさんが後見人となっているルクレティアお嬢様を娶るという手法になるので、彼はルシウス・ルクレティウス・フロントとなる。
※同様の例は史実にはないので理屈上はできるというだけ。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する