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カクヨムの転換点かもしれない

なんか発信しづらい話題な感じもしつつ、時代の転換点ともいえる場面で言語化はしておきたくて書いてみます。
Xをやられている方はご存じかと思いますが、AI小説が日間1位になった件が尾を引いて久しいようです。

前回の近況ノートでちらっと触れましたが、更新頻度が人力とは考えにくいユーザーがアルファポリスだけでなく、カクヨムでもちらほらいるとのことで。
けっこうカオスだなと思うのは、その作品が1位をとれた背景を知らない状態で感情的な発信している方も見かけることですね。

なろうファンDBの管理人さんのポストで、AI小説が1位になったことよりも大量投稿を問題視しているという主旨のことが書かれていて、うんなるほどと思いました。
新着欄が読者への導線である以上、そこが独占される状況はよくないと。

今回の件は人によって意見がまちまちで、そこが興味深くもあります。
個人的に違和感を抱いたのは話題になった作品が、「作者以外の創作論で参考例に出されたタイトル」で1位をとったことかなと。
いわゆる書き手の発想として、誰かの創作論に感銘を受けたとしても、コメントで「例に出しているタイトルいいですね、使っていいですか?」はなかなかないと思います。

もちろん、ここまで長文タイトルが一般化して、ランキング上位作を参考にすることがハックになった以上、既存作の模倣が起きやすい点はあると思います。
それはそれとして。

閑話休題。

個人的に気になったのはそれぐらいでしょうか。
すがすがしいほどに価値観(大事にしていること)が違うようなので、あまり目くじらを立てることはなかったです。

ちなみに、カクヨムコン11の参加を悩んでいるところなのが不幸中の幸いだった気もします。
本気の長編をぶっこむ予定、あるいは執筆中だったら、ここまで心穏やかでいられなかったかもしれません(笑)

興味深い状況ではあるので、当面はウォッチを続けようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

1件のコメント

  • AI小説はその枠で競ってほしいところはありますよね。
    でも、商業的には面白いのが売れるのも事実で……中々難しいところだと思います。
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