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執筆計画の再設計

 お疲れ様です。


 毎日働いていると、執筆時間の捻出が常に課題となります。

 毎日一文字でも書く、それは当たり前として、しっかり質と量をこなさないと、物語は完成しません。

 以前、村上春樹先生が「毎日2,000字執筆する」という情報を書いたような気がしますが、それは誤りです。

 正しくは「長編小説を書く場合、一日に四百字詰原稿用紙にして、十枚見当で原稿を書いていく」だそうです。
 四百字詰原稿用紙十枚=約4,000字。
 村上春樹先生は毎日4,000字程度書いているのです。すごい。
 謹んで訂正いたします。

(引用元)村上春樹 「職業としての小説家」 2016 新潮文庫154頁


 一時期は、上記の嘘情報を信じ、毎日2,000字を目指していましたが、それすらも自分には継続困難と、早々に悟りました。

 特に平日が厳しい。

 もっとちゃんと現実を見て、身の丈に合った計画を考えるべきでした。
 自分の能力、置かれている環境から、どこまで執筆に時間をさけるか、現実的に、具体的に、再設計することにしたのです。


 まず、10万字を文庫本一冊と仮に置きます。
 また、個人的な希望、目標として、年間2冊は本を出したいと考えています。
 平日9時~17時フルタイムで仕事があり、残業は少なく見積もっても30時間。月曜から金曜は無理ができません。
 そのかわり、ほぼカレンダー通りに出勤するので、休日は有効活用できます。

 以上を踏まえ、計画を下記の通り見直しました。


《2025年の執筆計画》
・平日 : 約800字(1~2時間)
・休日 : 約3,000字(3~4時間)
 ⇒ 週合計:約10,000字
 ⇒ 約10週間で1冊分(100,000字)の本文が完成見込
・プロット/アイデア出し:約1ヶ月
・本文の推敲/校正:約1ヶ月
 ⇒ 約5ヶ月に1冊完成するペース。

 もちろん予定通りにいかない日もあるので、マージンも込々です。
 上記はベース、基本です。
 基本、守ります。

 ただ、予定は予定として、あまり固執せず、調子が悪くてまったく書けない日は別日で補填するとか、基本を守るとしつつも、それを守ろうとするあまりつらくなる、モチベーションが下がるくらいなら、あきらめて早々に休む(寝る、息抜きする、ストレスを発散する)のが大事かなと。
 そこは割り切ります。
 つらくても頑張るが、自分の限界を超えそうなときは、素直に諦めます。

 決まり事のせいで自縄自縛になって、書いていても全然楽しくない……は、絶対に避けるようにするのがポイントかなと。
 

 あとは、この近況ノートも平日約800字のノルマに含めていいものかどうかが、悩みどころです。





「汝は人造人間なりや?2125 〜友情に、恋愛に、人間関係に、泣き、笑う、青春ドラマ。そこに人造人間は紛れ込んでいる?のか?〜」
 
 最新 第21話は、明日8/29(金)12時更新予定です。

 よろしくお願いします。

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