これは、とある美術館の庭に住んでるネコちゃん。ご飯はもらってるみたいで健康そう。撮ってみると猫写真は難しい。前回ご紹介の武田花先生のように、生活や空間まで切り取ってしまうなんて夢のまた夢。何より心をゆるしてますよね。遠い遠い世界です。
まあ、下手な写真は置いといて、イメージの中で、ひとりで生きるネコちゃんを詩にしました。写真は忘れて下さい。
六軒ほど先に
壁に溶けるのが得意な
猫がいたよ
夏の午後はうつむいてる
そこは四角いとうめいな影の中
誰がさえぎってくれてるのかな
音を光りを
つまらないうわさを
ねむかったね
おかあさんといたとき
いつまでも
背中を舐めてくれてた
いっしょだよ
いまも
おしえてくれたね
生きてるだけで
ひとりぼっちな誰かを
ひとりぼっちじゃなく
してあげられる
きっとだよ
