どうもこんばんわ、3連休なのに何をして終わったのか思い出せない川中島ケイです。1日目は仕事して2日目は自転車乗ってた事ぐらいしか記憶がない……なんか他にも色々分散しながらこなしてたような気はするのですけどとっ散らかりすぎてて。
さてそんな中でも1日1作!読んで感想を書き、代わりにこちらの作品も評価を戴く相互感想企画を進めておりましたが、その中から特別にオススメの一作をご紹介します。
転生管理人は寒桜を片手に微笑む / かぬりす様
https://kakuyomu.jp/works/16818093093729116219 多くの異世界転生モノは転生者が主役のお話なので『転生を管理する女神』という役職は超前半でだけ登場する、無個性な脇役である場合が多い(ように感じる)のですが……
この作品はそんな転生管理人が主役で、思いっきり人間臭いキャラ造形をしたその人物と、彼女の気まぐれで異世界に転生させられた3人の元・日本人の物語。
いや、本当に斬新な視点と物語の組み立てで凄いなと感じました。少なくとも私が読んだ中ではこんなに斬新な物語は読んだ覚えが無いです(元々異世界モノをそこまで読んでないのはありますが)
かぬりす様は私が以前に主催した読み合い企画にも「ヤドリギの花は咲かない」という作品で参加してくれたので相互フォローしていて、近況ノートなんかも拝見しますと今年が受験生だそうで。という事は高校3年生か中学3年生!
その年代でこんな作品を書けるんだからとんでもない伸びしろです。もはや伸びしろの塊、ピザの上のモッツァレラチーズ並みです(ちょっと何言ってるかよく分からない例え)
コレは個人的な考え方ですが、言葉選びや語彙力、描写などの表現力、等の文法的なものはあとから幾らでも学んで身につくものですが、面白い物語やキャラを作れるかどうか、それらを上手く魅せれるかどうかはセンスだと私は思っていて。
それを持っている人間が100%表現しきるための文法表現や執筆経験値を積んでいったらどうなるか……もう楽しみしかないですよ。その昔、ライブハウスで「この箱から出てきたんだって自慢できるぐらいのバンドがウチから出てくれれば良い」って言ってたハコ主のオッサンの言葉がちょっと分かりましたねw
そんなわけで先の未来で「ああ彼か。彼はウチのイベントに参加してくれてた頃から光るものはあったけど、まさかこんなに凄い奴になるとは思わなかったよ。関われて鼻が高いね」ってポジションムーブするために(下心w)おススメしてみましたw
って逆に私の相互感想企画から商業作家として有名になる方が出て、その方に「無名時代の苦労?ああ、変な企画でロクに面白いモンも書けない奴に上から目線であーだこーだ言われてさ。そいつに目にもの見せてざまぁしてやるって思った事だよね」って言われる可能性も実はあるのですけどw