どうもこんばんわ、そろそろ猛暑と毎日更新チャレンジも終わって欲しい川中島ケイです。くっどっちもあと少しなんだ……きっと。
さてさてそんなワケで「作者が本当に体験した怖い話」(タイトル改題しました)本日は第3夜
https://kakuyomu.jp/works/16818792439132624641/episodes/16818792439331429853 子供の頃に家族旅行で体験した、今でもアレは何だったのか分からない話を書いてみました。
……いや、本当に何だったのか分からないんですよ。今でも。
ここからは本編を読んでいただいている前提で書きますが。
(なので読んでいない方は本編を読んでからどうぞ♪)
やはり考えられる1つはそこで命を落とした霊の仕業であること。
迷い込んだ末に崖下に転落した怨念が、果たして我が家の車を呼んだのか、それとも「付いて来てはいけない!」と走り去ったのか。
でもその可能性ってまだ生易しい方で、私的にはこれから挙げる可能性の方がよっぽど怖いんですよね><
その1つが『カルト教団が関連施設に向かっている所に出くわして、振り切られた可能性』
その当時、地下鉄サリン事件よりは前でしたが松本サリン事件なんかはあって……確かサティアンとか言いましたっけ。例の真理教が強制捜査前でしたからそういったものは存在していた時代なのです。
まあアレは巨大施設ゆえ隠しきれる規模では無くて、すっごい分かりやすい存在ではありましたが。その中でもサリンを生成していた施設は厳重に秘匿されていたと言いますし、そういったものが廃棄された山林の中にあったとしてもおかしくはない。
そう思えば、そこに向かっている人間に鉢合わせてしまったのだという危険性もゼロではないのです。ナンバーから割り出されて消されなくて良かった……
あともう1つが『893が犯罪の証拠隠しのために山中に向かう途中に鉢合わせた』という可能性。
いやいやそんなマイホームヒーローの見過ぎでしょ?と言われるかもしれませんが……実際にそういう場面に偶然出くわした事もあるのです。
我が家と隣町の間に峠を越える国道がありまして、その間には廃業したラブホテルだとか変な建物が幾つかあるのですが。その中でずっと気になっていたのが斜めに倒れてツタが絡まった「姓名鑑定」というデカデカと書かれた看板が目に付く、植物に浸食されまくった廃墟。
霊的にどうこう、というよりも「アレって何の跡地?中どうなってるの?」って通る度に気になっていて、でも車を停めてまでわざわざ中に入る事は無いまま、何年もその前を通っていたのです。
でもある日、夜にその建物の前を通った時に、見てしまったのです。フルスモークの高級感のあるワンボックスが2台停まっていて、その周りにいかにもな黒スーツサングラスの男が何人も周囲を警戒しているのを。
流石にそんな所に車を停めて「こんにちは、ここで何をされているんですか?」って声を掛けられるほどクレイジーでは無いので、何が起こっていたのかは想像する以外にないのですが……
「ああいうの、本当にあるんだなぁ……怖い><」ってなった出来事でした。
そんなワケで、私が出会った白のワンボックスの正体は未だに分からないのですが個人的には『生きてる者の方の可能性が霊とかよりもよっぽど怖い』と思った一件でした。
そして明日は怖い話の更新はお休みさせていただき、創作論の方を更新させていただこうと思っています。
↓は本日公開の第3夜を書きながら、見た看板ってどんな感じだったかなあと思って検索してヒットした一番近いヤツ。
通ってきた道がこんな感じの看板に「通行不可」って書いてあったらそりゃあ……じゃあ通ってきたのは何だったんだろうって思いますよね(;´・ω・)