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拙作ラブコメ『 世界中の誰も君を必要としなくても、僕が君を求めるから』あとがきにかえて。

どうもこんにちは、日曜に自転車で走りすぎたダメージがじわじわ出てきている川中島ケイです。
やっぱ限界超え過ぎた事はやるもんじゃないですね><

さてさて、そんなこんなで日曜に完結しました拙作ラブコメ『世界中の誰も君を必要としなくても、僕が君を求めるから』
 https://kakuyomu.jp/works/16818622176098002608

 2日過ぎてようやくあとがきを書けております(一昨日&昨日はホントに椅子に座ってるのも苦痛だったので)


 まずは拙作を読んでくれた皆様、本当にありがとうございます。まぁほとんどは自主企画によるところが多いのだと思いますが……

 それでも、もし誰の目にも触れなかったとしたら公開している途中で「やっぱ慣れない事は難しいな」と言って完結まで書き切れずに封印してしまっていたかもしれません。

 そういう意味で本当に、読んでくれる方が居てくれたから完成した作品だと思います。ホントに感謝しかない!

 そして今回『初めて書くジャンルで慣れない(ToT)』というのもありましたがジャンルがただのコメディなのかラブコメなのか恋愛なのか分らんモンになってしまった事、地味に反省しています><

 自主企画終了日までに書き上げなくては、というのもあって中盤~後半がなかなか駆け足になってしまいました。

 自主企画での作品意見ではやはり、その部分へのご意見が多かったことも加味して中盤の「お互いに多分、意識してるんだけどどっかズレてる」というラブコメ要素を書き足したうえで新装版を5万字程度にしまして
 
カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ'25】「恋愛はご遠慮します!」部門 

 に挑戦してみたいと思っております。募集要項5万字~に対して、現段階で3万字なので。

 こういう場合ってエピソードを追加挿入する(って、できるのかも分かんないんですけど)のと、新たな作品としてアップロードし直すの、どっちが良いんでしょうね?

 もし詳しい方がいらっしゃったらアドバイスを戴けると嬉しいです。


 そして物語のラストシーンですが……これには書き始める前から『再会』という展開は決まっていて、そこには少しだけ、個人的な想いがあります。(自分語りスミマセン)訊かなくて良いかなー、って方は個人的にこの曲がエンディングだと思っておりますのでこちらをお楽しみください。

Novelbright - アイビー

https://www.youtube.com/watch?v=ndK6uXT8RJI




 まだこの物語を書き始める前、私には好きな人が居りました(ってこんなん家族が見たらめっちゃヤバいケド。一応、法的にはセーフですんで、念のためw)

 パートナーにあまり必要とされてる感じではないって事とか、でも子供が立派に成長するまでは家族の形を変えるつもりはないって事とか、でも精神的に支え合える人が居て欲しいって思っている事はとてもよく似ていて、でも問題があるとしたら二人を隔てる距離が300㎞も離れていた事。だからお互い会える事も無くて、それでも大事に思っていました。

 でもそれは結局、会えない日々の中で色々ダメになって……最後は唯一の繋がりだったSNSアカウントを削除されてしまって、関係は終わりを告げました。


 そしてそんな経験を経てカクヨムの世界に入ってきた私は、1つの物語に出会います。それはラブコメなんだけど、不器用で特徴的ながらもお互いを大切にしあう高校生の恋愛を描いたお話で、その舞台となっていた場所が仙台でした。そう、私が好きだった人も仙台在住だったのです。

 その描写を見ているうちに「ああ、私も相手の元まで駆け付けられたのなら、こんな恋愛がしたかったのにな」と思うようになり……出来るなら再会してやり直せるなら良いのに、と思うようになり。

 でも叶わない願いなので、それをせめて作品という形で良いから形にしたいと思うようになり、そうして生まれたのが、この作品のラストです。

 だからこの作品が書き上がった事を、このラストを見て欲しい人を挙げるんだったら、私の好きだった人と、この作品を書こうと思うきっかけをくれたその作者さんに読んでもらえたらなって思ってます。その作者さんも、年明けからもう此処には居ないのですけれど。「あなたが居たから、こんな物語が生まれたんだよ」って話したいなあと。それもまた多分、叶わぬ願いなのですが。


 自分語りが長くなってしまいましたが、こんな感じで切ない恋愛バッドエンドの経験に関してはもうネタの宝庫なのでwいつかまた恋愛とかラブコメとかそういったジャンルのものに挑戦したくなるかもしれません。いや、やっぱハッピーエンドとか無理だわ書けない、ってなるかもしれませんケド。

 また次回作も、どうぞよろしくお願いいたします。

6件のコメント

  • 自分がいろんな経験したことって、小説に活きたり、「こういう話が書きたい!」ってエネルギーになったりしますものね。絵とか音楽で表現される方もおられるのでしょうけれど。
    私もたまに、人生の汚点みたいな経験が、意外と偏った心理描写に役立ったりします💧

    コンテストは、具体的なアドバイスとかできないのですが、応援します!
  • 三奈木さま、ありがとうございます。

    私の場合はエネルギーになるというより、自分の体験してきた感情を何かの形に落とし込みたいがゆえに表現を模索しているような気がします。文章も然りですが音楽も然りですね。

     コンテスト用に再編集版を作り上げましたらまた、読んでいただけると嬉しいです^^
  • カクヨム恋愛小説大賞に参戦されるのですね。「恋愛はご遠慮します!」部門は、「異世界で自分らしく生きることで輝く主人公」を期待されてるようです。
    「異世界」ですって!この一節を読んで須藤彩香は参戦意欲を喪失しました(笑)。
  • パートナーがいようが他人をたくさん好きになれることは良いこと。

    私は自分自身より他人を好きになったことがないので、恋愛バッドエンドの辛さを知っている人も素晴らしいと思います。
  • 須藤さま、コメントありがとうございます。

     気になって見直したら文面に確かに書いてありました!私も参戦意欲喪失しました笑

     というか6部門中【異世界】が付いたものが2部門あってスキルとかファンタジーも2部門あるのに、ここまで【異世界】じゃないとダメとなると、現代ドラマでOKなのは【アオハル部門】だけ、まさに『異世界に在らずは作品に非ず』と言わんばかりですね。じつにカクヨムらしい。
  • はに丸さま、コメントありがとうございます。

     私は逆に自分が好きだった記憶がほとんどありません><まあ振られる理由もそういう所なんですが……こういうのを『隣の芝は青い』というのかもしれません。
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