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カクヨムコンにガッカリした話。

 どうもこんばんわ、ツクールMVあたりからのカドカワアンチ、川中島ケイです(いきなり別界隈の話ぶっこむなw)

 じゃあカクヨムから退散したらいいんじゃね?という声も聞こえてきそうですが、ソレ(運営側のやり方に対する苦情)とコレ(それに関わるコミュニティの民度・居心地の良さ)は別なのです。

 いやむしろここまで色々な趣味に手を出してきた感じ、運営がダメダメなほど反比例してユーザー側が自警団の如く『俺らの遊び場を守ろう!』と良いコミュニティ作りをしている傾向があるような気がします……前述のRPGツクラ―界隈も含め。

 ってもう、何年も前に辞めたので現状は分からないですが><


 さて本題に戻りまして本日はちょっと愚痴になりますが、カクヨムコンの話です。


 他の方の近況ノートなどから本日、結果が出た事を知って結果発表ページ(短編の方は応募していないので長編部門のみです)を拝見したのですが……


「エンタメ総合部門」「魔法のiランド(現代恋愛)部門」大賞該当者、なし。


 はぁ!? ふざけやがって! と声が出そうになりました。

 お得意の異世界転生だの、現代にダンジョンが~だのは「異世界冒険部門」「異世界ライフ部門」「現代ファンタジー部門」「プロ作家部門」と4部門でそれぞれ大賞&特別賞を選んでおいて、歴史・SF・ミステリー等々と不人気非採算……もとい、ジャンル分けの難しい部門はごった煮闇鍋のごとく1つのカテゴリーでしか選ばれないとハードルを高く設けておきながら

『ジャンルの幅が広いために、作品の方向性や主眼が多岐にわたり、選考においては編集部の求める作品像とのギャップが生じる場面もありました』という理由で大賞どころか特別賞さえ該当作品なし。


 ジャンルの幅が広い中から選ばないといけないルール作ったの、あんたらですよね?

 ようは『編集部の求める作品像ではない=異世界転生みたいに誰にでも受けてお気楽にサクサク読めるものじゃないから』って理由で弾いてますよね? 

 どうせ多様な作品に対応して新たなニーズを開拓したりトレンドを生み出していこうって気概も無いくせに!


 そんな事なら飽きられて廃れて新たな流行を生み出す事も乗ることも出来なくなるまで一生「転生した元○○、前世のスキルを使って○○する~俺Tueeeは飽きたので今度はのんびり暮らしますってどうせ前世スキル使ってナメてかかってきたヤツざまぁすんだけどなHAHAHA」みたいな代わり映えのしないうっすい異世界転生系テンプレラノベだけ作ってりゃいいじゃないの! と怒鳴り倒したい気分です(まあ文章で怒鳴ってるわけですけどねw)


 まあ「歴史ジャンルは不遇」「異世界系とハーレム系ラブコメしか勝たん」「所詮ラノベなんて全部なろう系」なんて事はさんざん言われてきましたし、エントリー部門分けの段階からその傾向は感じていましたけど。

 ここまで露骨にジャンルによって偏りのある選考結果が出るとなんというか、せめて少しはと信じていた部分を見事に裏切られたような、そんな気分です。


 ってつらつらと愚痴ったからって書くのを辞めるわけではありませんケドね。「書籍化目指して不特定多数の評価を得るため」じゃなくて、自分が好きなものを書きたいから書いているわけですし。ニッチな需要で少ない人数だとしても読んで楽しんでくれる人が居るなら、その人たちと楽しくカクヨムしたいから書くってだけですし。

 つまり何が言いたいかと言えば……負け惜しみです((+_+))


 カクヨムコンで大きな評価を得られた人、おめでとうございました。今は執筆歴の浅いクソ雑魚ミジンコですが、私も頑張ってそのフィールドに少しでも近づけるように切磋琢磨していきます。たとえ書きたいものが流行とはマッチしていない不遇ジャンルや不遇設定で、その分ハードル増し増しだったとしても!

 それを越えて上回るぐらいの「面白い!」「アツい!」「コレは感動した!」と思わせられる作品を生み出せるように頑張りますんで!


今日の一曲
リマインド / ROOKiEZ is PUNK'D
https://www.youtube.com/watch?v=IN-PrAFBHE0

TVアニメ「弱虫ペダル GRANDE ROAD」 第2クール オープニング・テーマ。

挫折と屈辱の苦さを噛み締めながら、決して忘れないとリベンジを誓う曲。
サビの「I will Never ever give up」「アスファルトの味忘れないぜ」って歌詞が個人的には凄ーく好きです。

 自分がロードバイク漕ぐのにおいてはレースとか出るわけでも1分1秒を縮めるために命を削って燃やし尽くすわけでもないし、そんなに頑張れないですけどね(笑)執筆においては、それぐらいの心意気で挑みたい。

13件のコメント

  • まあ、基本的に商売ですからね。

    売れそうな作品には“賞”という箔を付けて、売り易いようにパッケージングするもんです。

    それでもちゃんと選んで欲しかったとは思いますけどね。

    賞を設定し、そこに作品を出品した人に対して失礼とは思う。

    うむ、自分の作品も歴史ものですから、大衆受けはしないのは自覚してますけどね。

    まあ、趣味で書いてますから、流行なんぞ気にせず、書きたいように作品を書くだけです。
  • 夢神さま、コメントありがとうございます。

     商売である事はたしかに重々承知の上なのですけどね。本当に仰る通り、賞を設定したのに選ばないというのは不誠実極まりない話だと思います。その部分を共有というか、分かっていただけた事で少しだけ、溜飲が下がりました。

     夢神さまのDandoloなんて個人的には是非、阿部寛が主人公で実写化してほしい話なんですけどね♪

     時代的には少し違いますが『チ。~地球の運動について~』も凄く評価を受けている昨今ですし、テルマエロマエ以来の古代~中世ローマが舞台の話が流行ってくれても良いんじゃないか、そうなった時にカドカワにはぜひ乗り遅れて欲しい!とか思っちゃいます(不謹慎w)
  • まあ必ず受賞者がいないと行けないわけではなく、言葉を濁してるけど商業的に使い物になるものありませんでした!て宣言ですからね。
    何を求めてたんだろ、というのは私も思ったんですが、2部門のレベルが低かった頭抱えた可能性もありますんで(逆にそう書けばいいのにと思いました)
    該当朔なしはコンテストあるあるですが、ただ大賞どころかどの部門にもエンタメないのは、悲しい限りでした。
  • 私も同じ思いです。
    エンタメ総合部門の中間選考で200余りの作品を選んでおいて、該当者無しとは……と絶句しました。

    確かに商売にならないからという事情はわかりますが、それなら中途半端に選ぶなよと言いたいし、意向に添わないのなら、どういう作品が欲しかったと説明が欲しかったと思いました。

    毎日、頑張って書いているので、めっちゃ悔しいです!
  • 少し前カクヨムよりお知らせが来ています
    「投稿作品の商業的な権利と取り扱いについてご注意ください」
    おそらく賞に選ぼうとした作品に不備があったのではないでしょうか。
    注意喚起というより恨み節のような印象を受けました。

    賞を選ばなかった理由はとってつけたように見えますし、新たに選考する時間がなかったのが本当のところかと。

    賞の受賞者には早い段階で確認のメールが来るはずです。
    カクヨムからメールアドレスが問題ないかの連絡→そこで返信があって初めて編集部から賞に関して連絡という経過をたどるようなので。

    ただ、ケイさんの指摘そのものは正しいと思います。
    「多種多様の」「新しい物語」などと言いながら、編集部の求めているものは既存の作品に目を引く要素がひとつ組み込まれている程度のものだからです。

    歴史ものが不遇なのはブームじゃないからです。
    数年前は歴史ものがヒットしました。
    そうなると、編集者は歴史ものを求めます。
    それが過ぎ去り、見向きもしなくなりました。
    今はホラーでしょうか。
    一作がヒットすると二匹目のどじょうを探します。
    でも長くはつづきません。すぐホラーも不遇に戻るでしょう。

    広く作品を求めると言いつつ、ヒット分野に群がるのがいかにもマスメディアですね。
    体質を変えず、個の頑張りに任せきり。
    他者を否定するが自身の身を振り返らない。
    現場は疲弊するばかりでしょうね。
  • はに丸さま、コメントありがとうございます。

     カドカワ的に『商業的に』使い物になる作品が無かった、これに尽きるのだろうなとは思いました。その辺りは角川なんちゃら文庫という会社のカラー(恐らくは現状流行してるものが最優先)もありますから何ともならない部分かもしれません。

     ただ『2部門のレベルが低くて頭抱えた可能性』コレに関しては「好きなジャンルの読者」としての贔屓目も混ざるのかもしれませんが、絶対にそんな事は無いですよ! と声を大にして言いたくなります。

     正統派でロマンある歴史モノならEvelyn様の『異聞・鎮西八郎為朝伝』
    夢神 蒼茫さまの『Dandolo ~Doge de cieco~』
    四谷軒さまの『笹竜胆(ささりんどう)咲く ~源頼朝、挙兵~』、

     エンタメ的でわかりやすい歴史モノならこちらにもコメントくださっている冬華さまの『寧々さん、藤吉郎を振る!』

     相互フォロワーになっていただいてる方だけを列挙しても、これだけ「純粋にいち読者として面白い」と思えて異世界ジャンルの☆1000越え作品と比べても遜色ない完成度の作品が中間選考突破している中で特別賞すら該当無しですから。レベルに関係なく「今のマーケットで売れるもの」に偏重してるんじゃないかと思ってしまいます。

     ちょっと鼻息荒くなってしまいましたが、今挙げた作品はどれも本当にオススメですので、気が向きましたら是非読んでみて欲しいです。
  • ああー…ちょっと、思いました。
    受賞作、ほとんどが読めていないのですが、タイトルでなんとなく話はわかるので、「ああ、こういうのが売りたいのね」と…。

    ほかの方のコメントも拝見しました。私が書いているジャンルがヒットする時代なんて絶対来ないなと思いました(その前に読者選考通れって話💧)。私は書くのがストレス解消でもあるので、自分の中のうにょうにょを消化しようと思ったらこういうジャンルになってまうのですよ。これでなおかつ売れろなんて、無茶ぶりなんだろうなと思います。
  • 冬華さま、コメントありがとうございます。

     私のような中間選考ですらどんな基準で突破したのか分からないぐらいの者でも結果に憤っているぐらいですから、作品完成度・事前評価ともに歴史ジャンルでは最有力候補(と私は思っていました)の冬華さまならばどれほど無念な思いかと。

     ジャンルをごった煮にした挙句、「作品の主眼や方向性が多岐に渡り」というのなら、満場一致での対象は選べなかったにせよ歴史・SF・ミステリー・その他で各1、2作品ずつノミネートできなかったのか? 『商業的に』どんな作品を期待していてそれに該当する作品では無かったのか? 本当に不服な部分の残る裁定でしたよね。

     私はもし特別賞から歴史ジャンル作品が何作か選ばれるとしたら冬華さまの「寧々さん、藤吉郎を振る!」が選ばれて欲しかったです!あれだけの大作を毎日投稿して面白さのクオリティを保てるのは並大抵の事ではないと思います。今後の投稿も楽しみにしておりますので負けずに頑張りましょう!
  • ウツロさま、コメントありがとうございます。

     カクヨムからのお知らせ、読んでまいりました。その感じだと、もしかしたらウツロ様の「作品に不備があった」説は実際あったかもしれないですし、該当した作品にももしかすると心当たりがありますw

     歴史モノ、ブームがあったのは全然知りませんでした。私が
    片足突っ込んだ段階では「悪役令嬢」「ざまぁ」「男女比がおかしい」などが流行ワードでしたので……


     カドカワとはニコニコ動画・ツクールときてカクヨムと手を出したものにことごとく縁があるのですが……

     どれも現場運営スタッフの「もっともっと新しいムーブメントを生み出していこう!」という気風とは裏腹に、決定権を持っている上層部は「既に流行ってる物が出来上がっているんならそれを続ければ良いんじゃないか?その方がコストもかからないし、どうせファンなんてその程度のものでいつまでも喜んでるんだろう?」とか思っているんじゃないかなぁ……としか思えないような流れが幾つもありまして。まあどの分野でも内部に入り込めたことは無くて、界隈1ユーザー立場での関わりから見える話でしかないのですけどね(;^ω^)

     だから小説を自由に投稿できるこの場を作ってくれているカクヨム運営には文句は言いたくないけれど、カドカワという巨大企業の重役の椅子にふんぞり返ってるブタどもには何か言ってやりたいなと常々思うのです。リアルざまぁとか、あればいいのにw
  • 三奈木さま、コメントありがとうございます。

     なんか並んでいるタイトルを見るだけで大体の内容が想像できて、それも「うっわぁ……」って感じになりますよね(;´・ω・)

     書く事を純粋に楽しむことが出来ればこういったコンテスト結果など気にする必要もないのかもしれませんが、それでもやはり気にしてしまうもので。

     あーでも、私のあまり評価されてるとは言い難い滅茶苦茶な作品ですら、どういう基準でかは分からないですが中間選考までは突破できましたので! チャレンジしていれば中間選考突破はクリアできる壁だと思いますし、それが書き進めるモチベになるのであればチャレンジしてみるのは面白い事だと思います♪
  • 佐倉信哉さま、コメントありがとうございます。

     エッセイのコメントにそう書きこませてものですしいただいた事、よおーく覚えておりますよ! 今回の結果発表はまさにその姿勢が顕著に表れたものではないかなと思っております。本当にあの該当者なしに寄せられた総評コメントは書き手の筆を折りに来るレベルの冒涜ですよね。

     まあ私は趣味で書いているものですし、カクヨムは運営の酷さに反比例してユーザー様同士の交流が本当に素晴らしい場所なので続けていきたいと考えています。

     それと、いつかこんな私でも数社から声がかかるぐらい歴史コメディ系や現代ドラマ系ジャンルが流行してくれる時がきたら、角川系列からの打診に対して「あなた達がカクヨムでこのジャンルに対してどういう扱いをしてきたか忘れたわけではありませんよね?角川系の文庫から書籍化だけは絶対にないですから帰ってください。カクヨム内の同ジャンル作家さんは皆そう思ってます。どうぞもう廃れた異世界転生系に縋ってください」って言ってやるリアルざまぁを夢見ていますのでw

     性格的に歪んでいるとは自分でも思いますが、そういう気持ちをバネにして頑張っています。
  • コメント失礼いたします。

    確かに今回ファンタジー色が特に強かった感じがしますよね。
    とはいえ、何のファンタジー要素も無い作品で挑んだ私としては「ま、流行に逆らえる力は無かったか」と、妙に納得してしまった感もあります。

    ただ、音楽と同じように、そのジャンルが好きで応援してくれる読者様がいた事も確かで、それを、より実感出来たのはマイナージャンルだからこその特権だった気もしました。

    「アンチメジャー」も「インディーズ」の楽しみ方のひとつですね!マイノリティ上等!!だからこそパンク!!

    ……という、負け惜しみだったり、無かったり……。
  • 麻田さま、コメントありがとうございます♪

     調べてみたものの何処にも書く機会が無かったのですが、なんと大賞・特別賞105タイトルのうち60タイトル以上が異世界と現代にダンジョンが的なもので埋め尽くされてたんですよ。

     これはもう「流行が猛威を振るっている間は牙を磨くしかない」ということなのかなぁ、と。

     でもそんな逆風でも、読んでくださる、応援してくださる方はゼロではない。そこに希望を見出せることは本当に凄い事だと思いますし見習いたいです!

     インディー、サブカル、マイノリティ上等!いつか風向きが変わるまで続けてやる! って最高にパンクでカッコ良いです♪
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