どうもこんばんは、積読の山に埋もれている川中島ケイです。
読書の秋ですねーうんうん♪文章映像アニメ音楽どれも雑食の私には当てはまるのかわかんないですけれども、どれも消化しきれなくて毎日困っています。
そういえば先日投稿いたしましたうさぎとの暮らしについて読んでくださった皆さん、コメントなど戴いた皆さんありがとうございます。犀川様の企画はそういった「読み合って感想を言い合う交流の場」という空気が作られていて良いですね。まだ読みに行けてない方の所も読みに行きたいなと思います。
自分の企画してる方もあまり読み合いなどはないですが、参加してくださっている作品は主催者としてなるべく行きたいなと思っているこの頃。あとフォロワーさんの作品で途中までしか読んでない状況で足を運べないものもあってなんか申し訳なく思ってます>< ひたすらヨムヨムに専念する自分がもう一人居て欲しい感じ。
それ以外にも今期始まるアニメの原作漫画とか(『青のミブロ』を今、一気読みしてます。新選組全員好き)
今期始まるドラマの関連作をTVerで再放送しているのを見返したりとか(今期続編出るのだと、『トラベルナース』でしょうか。それ以外にも3作ほど流し見してます)
図書館で借りてきてリアルに積みっぱなしの本読んだりとか(主に歴史文献多め)
とにかくそんな感じなので、『うさぎを撫でながらひったすらドラマ観る自分』と、『うさぎを走り回らせながらひったすら漫画読む自分』と、『読書に集中する自分』に分身出来たらいいのになぁと感じます。
あれ?『仕事して仕事関連の調べものとかして書く方を頑張る自分』は?と思いますがそういう面倒な部分はきっと本体しかできない事なんだろうなぁ、面倒だけど。
そんなこんなでやる事一杯なのですが、計画性のない人間だからでしょうか? 優先順位を付けて消化しながらも、それが積み上がってしまうと反動で時々その流れをぶった切って興味の向く方を優先させたくなる自分が居りまして。
思わず他よりも優先で読んでしまって心に残った作品を2つほど、紹介します。
海のシンバル / 久々原仁介さま
https://kakuyomu.jp/works/16816700426955471551 人と関わるのが苦手で、人と顔を合わすことのないファッションホテルのホテルマンとなった主人公・磯辺と、そのホテルを訪れる度に風貌の違う男を連れまわす女子高生・Rが、顔を合わせることも声を掛け合うこともなく、フロントと部屋を繋ぐ気送管ポストで手紙だけを送り合う。
そして磯辺は文通のなかでRの抱える秘密と孤独に気づき始める……。
といったお話で、若干のネタバレになりますが手紙のやりとりの中で磯辺青年はRが3・11で被災して遠くこの地へ避難してきたのだという事を知ります。そこで犠牲になったのが彼女の住む場所だけではなかった、という事も。
入りの設定から舞台としても万人受けする爽やかな話ではなく、暗めで生や死といったテーマが入り混じる話なのですが、ものすごく気になって一晩で一気に読了してしまいました。
読み終わって10日ほど経つのに今でも感想をうまく書けないのですが、すごく心に残った、というか刺さった作品で、良い意味でWeb小説ではない重厚さを感じました。多くの方に知ってほしいと思った作品です。
もう一つは今日の午前中に投稿されてお昼に読んだばかりの作品。
あなたのことを書き残しましょう / 真衣 優夢さま
https://kakuyomu.jp/works/16818093086268562143 私がうさぎ暮らしで参加しているエッセイ企画にも参加されている真衣さまの作品で2話完結、7600字の短編ですが途中から泣きながら読んでしまいました。『生きる』について凄く考えさせられました。
同じ趣味でSNSで繋がった方との間にあった繋がりの話。です。それ以上はネタバレになるので、細かい説明よりも読んでいただいた方が早いかなぁ、とか、余計な説明は不要だなぁ、と思って。
これも生と死について触れた作品で、色々な方に読んでいただきたい作品だなと個人的に思ったので勝手に紹介します。って全く影響力なんてない(かもしれない)ですけどね、悲しいことに〈TT〉でも、ここから何かが繋がってくれたなら嬉しい限りです。
『人が生きてこの世に遺せるものって何だろう?』っていうのは父が亡くなってからずっとずっと考え続けていて。
それは『熱』だったり『愛し愛された記憶』なのかなあってぼんやりと考えていて、でもそれを表現で伝えられる方々は本当に凄い、と私は思います。
niki/Prototype【COVER by Guriri】
https://www.youtube.com/watch?v=j5_jJHVWjQw fra-foa / 澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。
https://www.youtube.com/watch?v=Bjs3dYF38Pw 音楽でそれを挙げるなら、この2つになるのかな。私にはこんなに命を削って燃やす尽くすようには歌えないのだと分かって、音楽を志す事を諦めました。
文章でも……駄目だろうな。ブフォwって笑わせるようなモン書くのが関の山だと思うけれど。ただやっぱりそういうものに近付きたいなって思ってしまうのは何時まで経ってもどっかで消しきれないのです。
ではまたここで。皆さんも読書の秋をお楽しみください。