皆さんお疲れ様です。秋の気配が濃くなってきましたね。
公式自主企画「第2回カクヨムU-24杯」の募集締め切りまで、いよいよ残り一週間となりました。現時点で応募作品は200を超えています。これからどれほど増えるのか、楽しみでもあり、少しヤキモキもしています。ぜひ奮ってご参加ください。
ちなみに、作品は少しずつ読み進めています。詳しい状況は控えますが、思わず唸るような力作が多く、選考はなかなか悩ましいところです。
参考までに、今年のカクヨム甲子園では2044作品の応募があり、内188作品が中間選考を通過しました。一般的な新人賞でも、一次選考を通過するのは全体の一割ほどです。
それを目安に考えれば、現時点では20作品ほどを選ぶことになります。とはいえ、実際に選ぶとなるとこれが本当に難しい。自分で「シビアに選考する」と決めたものの、いざとなるとドラスティックにはいかないのです。
理由の一つは、良い作品が本当に多いからです。
ライトノベルの公募で評価シートをもらったことがある方ならご存じでしょう。A〜Eの5段階評価が点けられます。あやかってつけてみますと、今回の応募作はAかBが圧倒的多数。CやDはめったにありません。
カクヨムネクストで書籍化されている作品を見ても、AだけでなくB評価のものも多くみうけられます。線引きが難しくも悩ましいのです。
文量も選考を難しくしています。
カクヨム甲子園とは違い、今回は2万字以上が条件なので、中には5万字や10万字を超える作品も多くあります。選んだ完結済みの作品は最後まで読んでいますので、読み切るのに2〜3日かかることもしばしばです。
それでも毎日、少しずつ目を通しています。
選考を続けていると、あらためて気づかされることがあります。
頭で理解していることと、実際に体験を通して感じることの間には大きな差があるということです。選考作業そのものが、とても貴重な学びになっています。
それもまた、面白くもあり楽しくもあります。
まだ一週間時間があります。
二万字を越えていたら、完結済みでなくともいいのです。
出してみようと思っている皆さん、奮って応募してください。
ありがとうございました。