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『彩筆の万象記・第一部』第65筆──最古の竜と対話せよ

【あらすじ】

第65筆 煌夢との対話


月影の下、雅臣は炎天竜ゼノバイシスと対面する。
授けられた“火竜の呼笛”は、一度きりの力を約束する重き証。

彼が導いたのは南方大陸中央――数千年前の“イカイビト”が命を懸けて封じた、邪神の爪痕。
癒えぬ大地を前に、雅臣は己の覚悟の浅さと使命の重さを突きつけられる。

ゼノバイシスは語る。
次なるは火聖神の試練、そして心を問う古き友の試練。
最後には“煌夢”の名を継ぐ者として、南方大陸の最終試練が待ち受けると。

――受け継がれる意志と、選び直す未来。
雅臣はただ一言、己を貫くと誓った。
その夜の誓約が、後の大戦の火種となることを、まだ誰も知らない。


https://kakuyomu.jp/works/16818792436422593887/episodes/16818792436616742894

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