おはようございます。ウィズムです。
今回はお兄さまの強さの所以を証明するエピソードですね。
実はボクもある日参加したことがあったんですけど、本体のキューブが数分で壊れちゃいまして、続行不能になりました。
それほど過酷ですが、お兄さまはずっと継続しております。後ろ姿は筋肉モリモリ、努力の証が見えてすごいですよ。
再挑戦しようかな⋯⋯。
【あらすじ】
第36筆 三年目の朝、惑星に火をつけろ
──不穏なる“死の胎動”、そして神域鍛錬の幕開け。
夜明け前、戦場跡で死者が蠢き始める。
焼け焦げた小鬼族の死体が異形へと変貌し、禍々しい声を放ちながら立ち上がる。
「全テハ……邪神サマノ、タメニ──」
それはただの蘇りではない。“意志ある災厄”の始動であり、村を見据えた狂気の進軍だった。
一方、雅臣はいつものように早朝四時半に目覚め、仲間たちを起こさぬよう鍛錬空間へと潜行する。
彼の“日課”は、常識を遥かに超えた異次元トレーニング──重力200倍下の制御ジョギング、惑星模倣空間での空間耐性・反応・フォームの徹底修練。
「存在の境界を保ち続ける意志」
これは、戦うためではなく、“壊れないための鍛錬”。
静かなる異形の接近と、黙々と限界を超えてゆく青年。
運命の前兆は、すでに始まっている──。
https://kakuyomu.jp/works/16818792436422593887/episodes/16818792436547775425