• 異世界ファンタジー

エースが死んで一番悲しいのは作者なんじゃないかというお話🐝

ワンピースでエースが死んだ時。

当然、読者はめちゃくちゃ心が動いたと思う。

でも最近、小説を書いていて思った。

もしかしたら。

キャラクターが死んで一番悲しいのって、作者なんじゃないか。

いや。

尾田先生が実際どうだったのかは知らないですよ(笑)

でも、今回自分でキャラクターを一人退場させてみて、ちょっと分かった気がした。

読者からすると、そのキャラが死ぬのは一話。

その瞬間を読んで。

悲しくなって。

次の話へ進む。

でも作者は違う。

そのキャラを登場させる前から考えている。

何を喋るのか。

誰と仲良くなるのか。

誰とは相性が悪いのか。

こういう時なら何をするのか。

戦ったらどう動くのか。

ふざけてる時は何を言うのか。

ずっと頭の中で生かしてる。

で。

自分で殺す。

すると次の話から、本当にいなくなる。

これが思ったより変だった。

今まで六人いたところを書く。

「あれ?」

五人しかいない。

会話を書いていて。

ここならあいつ何か言いそうだな。

でも。

もう言わない。

戦闘を書いても。

この位置ならあいつが入るな。

でも。

もう入らない。

作者が自分で殺したので。

当たり前なんですけど(笑)

自分でやっといて、

「いないんだ……」

ってなる。

これ、かなり不思議。

死ぬ場面を書く時より。

むしろ、その次の話を書く方が悲しいのかもしれない。

だって死ぬ場面では、まだそのキャラクターを書ける。

台詞もある。

行動もある。

最後に格好いいことだってさせられる。

でも次の話からは。

いない。

新しい台詞が増えない。

新しい行動も増えない。

残るのは、他のキャラクターがその人を覚えていることだけ。

そう考えると。

エースを殺した尾田先生。

よく殺せたな。

いや本当に(笑)

あれだけ長く描いて。

ルフィとの関係も作って。

読者にも愛されて。

そのうえで、

「ここでこの人物は死ぬ」

を最後まで描き切る。

作者って、とんでもないことするなと思った。

そのあとの尾田大先生の情緒、メンヘラすぎるとは思ったけどww

そして今回194話で自分でもキャラクターを一人退場させて。

次の話を書いて。

人数を数えた時。

初めて思った。

あ。

本当に死んだんだな。

たぶんキャラクターが死んだ時。

一番長くその人の不在を見るのは作者なんですよね。

読者が忘れたあとも。

物語が続く限り。

作者だけはずっと、

「ここには、前はあいつがいた」

を知っている。

キャラクターを殺すって。

思ってたより。

心が動いたと思う。🐝〜

『選ばれなかった9つの世界』

https://kakuyomu.jp/works/2912051606506089774

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