「みにくい小鳥の婚約」4部「風薙神託編」の連載を始めたので、お知らせに来ました!
◆4部あらすじ
――わたしだって、本当は馨さまをひとりじめしたいのです。
当主継承の夜、想いを伝え合ったことりと馨。
まだぎこちないものの、恋人らしくなり始めたふたりのもとに、風薙家から神祀り四家を集めた《献花の儀》の招待が届く。そこには、かつて馨の婚約者候補だった旧家の姫君・蝶宇子もいて――?
一方、儀式の期間中、風薙家では原因不明の蜘蛛の魔の出没が相次ぐ。
十一年前に風薙家で起きた惨劇、一向にすがたを見せない風ノ神の依り主・月風、そして儀式の背後で暗躍する地早一族……。やがて引き起こされた四家を揺るがす騒動にことりと馨も巻き込まれていくが――。
魔を呼ぶ歌姫×神祀る家の当主の契約婚約からはじまる和風ロマンス・第4部!
シリーズ後半戦開幕の4部になります!
これまで名前だけ出ていた「神託」の風薙家が舞台となりまして、藤矢や北の宮家の姫君(←1巻でことりと馨が梅苑に招待されたときのおばあさまの家です)、馨と同じ《依り主》の青年・月風、地早一族……と四家のメンバーもぞろぞろ出てきます。新たな登場人物、新たな人間模様も楽しんでいただけたらうれしいです!
ことりと馨は、3部でようやく「形式上の婚約者」から「恋人同士」になれまして……。今までとちがった意味で、ふたりの関係性や立ち位置が変化していったり、ことりの成長があったりする話かなと思っています。1部の頃に比べると、ことりもだいぶ感情豊かに、強くなりました。
ちなみに、わたしは高校生の学園恋愛が大好きなんですけど、王道セオリーのひとつとして、「出会い~告白&キス」までの第1部と「恋人になったふたりがあれこれ乗り越えて結ばれる」第2部というのがありまして、この構成をぜったい小鳥でやろう!と続編を決めた頃から思っていました。一応(すごく一応……)現代の高校生なので、ヒーローが。
出会ったばかりの日々もドラマチックで恋の痛みと切なさが凝縮されていてまぶしいんですけど、恋人になってからの日々のきらめきや試行錯誤や、そこから絆が深まっていく過程もとても大変で、とてもかわいいですよね。そんな気持ちを大事に書きました。
連載を楽しんでいただけたら、うれしいです!
そしてお知らせですが、現在、やわらかスピリッツさんで茶九楽ゆっけ先生が「みにくい小鳥の婚約」の漫画を連載してくださっています! ちょうど5月に連載が始まりまして、現在2話まで掲載されているので、こちらもぜひぜひ~! ことりがほんとうにかわいらしくて、馨がめちゃくちゃうつくしくて、ふたりのすがたがときめき満載です!
漫画ページ:https://yawaspi.com/minikuikotori/
今年も小鳥シリーズを楽しんでいただけますように。
水守糸子