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文章を扱う仕事のストレスを物書きで解消する話

 私は副業で表題通り、文章を扱う仕事を請け負っているのですが(内容については守秘義務がありますので……ご存知の方もおられますけどね)まーこれがストレスが溜まるお仕事でして。

 こちらで近況ノートまで読まれる皆様は文章に親しんでおられ、内容の好き嫌いなどはあれど日々比較的まともな文章に触れていらっしゃいます。

 ところが私が仕事として扱う文章の中には、日本語がまともに書けていないものも多くてですね……代表例を挙げると、

・句読点なし、改行なしで最初から最後までがひと繋ぎの秘宝な作品。
・造語と誤用と誤変換と思い込みのごった煮な作品。
・一見まともだけれど、内容がめちゃくちゃで赤を入れていたらほぼ赤く染まる作品。
・単純にストーリーが破綻しており、何が言いたいのかわからないまま暴走していって終わる作品。

などなど、枚挙に暇がありません。
 で、そんな文章がいっときは依頼のうちの70%を占めていました。
 発狂しながらやっていたものですが、最近はあまり極端なあかん文章は無くなってきましたね。
 その代わり、たまに来る爆弾が過大なストレスを与えてくるわけですが。

 不思議なもので、もう文章なんて見たくなくなってもおかしくないんですが、ダメなんですよ。書くことでしか発散できないんです。
 私はそもそも毎日更新するような勤勉な物書きではありません。
 思いついた時に思いついたことを書いている、趣味の物書きです。
 全て頭の中だけで組み立てているので、実際に執筆している時以外は自分の文章を書く機会はほぼありません。
 なので、ストレスがかかってくると脳内で「書かせろ!」という意識だけが暴走し始めるんです。
 「お前の脳の中に転がっている話を早く出力しろ!」と脳が過剰に働きだすんです。
 そうすると、出力デバイスであるところの私は、メモ帳を開いて「よーいどん」で書き始めます。
 ほぼ思考すらしてないです。吐き出すだけ。
 あまりに極限状態で書いたものは没にもしますが、大概は、まぁ、読めはします。
 ですがそれが面白いかは別の話なので、基本的にはこの状態まで追い込まれた時に書いたものは公開は一切していません。
 ストレスの影響か、言葉が荒いんですよね。
 そういうのは人様にお見せできるクオリティでは到底ないので、私が個人的に読むに留めます。

 で、なんでこんな話をしているかというと。
 昨日、まさにこの状態で書き始めてしまったんですが……まぁ、そこそこなんとかなりそうなので、続きを書いたら公開しようと思ってます。
 何字ぐらいになるかは分かりませんが、気分次第で長くなったり短くなったりします。
 なんか急に上がったら、急に上がったことをポストすると思うので、よかったら読んでみていただけると私のストレスも少しは解消されるんじゃないかな、なんて考えてます。

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