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作者も知らない設定の話

昨晩、寝る前に「私も知らない設定があるから双子に聞き取りをする」と言う様なポストをしたので、変に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これがなんの誇張もない事実でして、寝る前に頭の中で双子に聞くまで知らなかったのが「父親は自分達が5歳の時に病で亡くなっている」ということでした。
こう書くと「ははーん? 物書きがよく言う設定が生えてくるってやつだな?」と思われるでしょうが、それとも少し違ってまして。

実は「兄俺」本編を書いている時から変だなとは思ってたんです。お母さんは出てくるのに、父親のことには一切触れないなこいつら、って。
ノープロットで書いてるとこういうことがたまにあるんですよね…。
私は基本的に執筆中はキャラと並走していますので、真横で見ている情報しか知りません。
そうすると、キャラが言うことやること考えることから判断するしかないんですが、あの双子、これまで父親のことはまるで情報を出してくれなかったんですよ。
今日の更新で実家に行くことになって(これも前回の話で白夜が勝手に言い出した)改めて、お前達のお父さんは?という疑問を覚えまして。
昨晩それを問い質したところ、「いや、いないよ…もう死んでるし」とか言い出して「はぁ?」ですよ。
「あ、亡くなってるの…じゃあお母さん今は一人で実家に…?」みたいな…自分の脳内が変な空気になりました(笑)

こういうこと以外にも、ある作品で置いたネタが別の作品で回収されたりするので、私の書くものはそういうちょっと妙な楽しみ方もできます。
こちらで公開してるのだと、SFの短編でそれをやってますね。あれは1年越しで設定を回収してます。わかりにくい形で(笑)

良かったら、そういう無駄なこだわりの部分も楽しんでいただけたら嬉しいですね。

2件のコメント

  • 私はキャラの容姿とか口癖とかある程度決めてから書く(そうしないと書けない)のですが、それでもしょっちゅう設定をキャラに確認しにいきます(笑)
  • 私はキャラについては書きながら向こうが教えてくれるのを待つ感じですね、名前と大まかな容姿や職業等ぐらいしか決めないです。
    なので実は知らないことだらけで書いています(笑)
    意外となんとかなるのは…もう過去の積み重ねでしかないですね。
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