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怪異宅配便 こぼれ話その弐(思い出したこと)

 エクメーネが長編(10万以上という定義で)夏ホラーだったのでかなり早い段階で怪異宅配便は冬ホラーにすると決めていた。

 それゆえに奇譚が単話型(基本的に1話完結)短編集、カジュアルホラー苦手な人でも読めるを前提にしていたので怪異宅配便はエクメーネとそれゆえに奇譚の中間を目指して作成。ジャンプスクエアはホラー苦手な人がもっとも好まないので小説でそういう演出がそもそもあるなしに関わらずもう少しマイルドだけどもう少しホラー苦手でも読めるホラーを書くと決めていた(それゆえに奇譚程マイルドじゃなく)。ホラー要素は濃いめにと決めていた。
 可能なら今まで入れなかった要素として戦闘描写や群像劇的な要素を入れることは決めていた。また、苦手なこと含め新しい挑戦をする長編作品にすることは決めていた。

 エクメーネとは対照的な主人公にすると決めていた。(=プロトタイプ志野)が末端過ぎて進めにくいので志野の一部設定をベースに欄を作成。この時に欄を末端よりは上に変更(部下のいる立場へ)。
 分岐点があるとしたらという前提のもと、エクメーネ主人公桜井が取った選択肢ではない選択肢を選んだ欄という構造。(とはいえすべてにおいて環境等が違うので全く同じ環境ということではない)
わかりやすい対照的な部分は後天的霊感(的なもの)を持った人物と生まれ持った霊感ある人物という差を用意。ただし、どちらにしても対処する能力はなければという皮肉。
 この時点ては欄はあくまでも一般人枠の予定で、試作版胡内がもっともちょっとだけ特殊な能力を付与していた。この時事務所組や陽や田口は存在せず欄以外に試作胡内(無口系の陽の女性的存在)、女性(性格的には現在の胡内さん)、吉岡となっていた。
 
 公開時点の最新話祭りは夏祭りではなく春祭り予定だったが浴衣に霊くんを着替えさせるくだりわを入れておきたい。こと+怪異事案イベントを差し込みたい(ついでに過去のイベントに関するものであれば尚良い、神社組の日常的なものもさっと入れておきたい)という理由から夏祭り?に変更へ。
 ただし、欄が祭りの手伝いをするくだり(元々向いている人物ではないので午前中だけする予定だった)とそれを見た事務所組の会話、雅と欄のやり取りもカット。

 作中描写していないが一応組織の制服的なものは複数存在する。
 ただし、それを着用して一般人の家に訪問するのは浮くので事務所組は私服(フォーマル系)もしくはスーツ(或いはスーツもどき)。
 本屋組は私服の上にエプロン(?)独立した本屋であって組織そのものに組してはいないことも影響。ただし、訪問する時は事務所組と同じスタンス。
 宅配担当は制服着用することで浮かないようにするためジャケットやパーカー、つなぎ、キャップ等の複数の制服のいずれか着用が前提ではあるが、欄と志野は臨時(一時的)のため私服で行動が認められていた形に。
 
 欄が喋り方や相手の呼び方を変えるのには理由はあるが、周りからは気まぐれ程度に認識されている。(ある種の変人、変わり者というイメージが大抵の人間が欄に対しての印象。)

 極端に女性陣はま行の名前になっているが、作者の落ち度。完全に偶然。
志野を反対から読むと熨斗、熨斗を反対から読むと志野になるががこれも偶然、後で気づいた。
 
 奥田夫妻は当初吉岡夫妻となっていたが、吉岡くんと名字が被ったため。吉岡くんに他の名字が馴染まなかったという理由で夫妻側の名字を変更。地域的には吉岡がわりと多い姓という逃げを作ることもできたが特に重要でもない設定を付与するのは納得できなかった。

 プロトタイプでは数回辻本の下の名前を変更したり辰巳と入れ替えたりしたが最終的に辻本澪になった。すみれや詩織など中々馴染まなかったためと、プロトタイプでは志野主人公だったため。ドッペルゲンガーに関する依頼の依頼主の名前のせいでかなり苦戦した。
 志野大樹は志望偽装後に覚醒して、あの能力を得る予定で。一件落着したし過去を精算したから悲惨な事件のことを考慮して改名フェーズが挟まれる予定だった。

 辻本澪は当初荒れた性格の志野に馴れ馴れしい性格予定だった。

 欄の過去の同期(先輩、後輩)を作成するに辺り新しく陽とプロトタイプから田合を流用。
結果バランスの調整で田合がプロトタイプより一部性格に変更。結果ちょっとした問題児に。本当はもっと丸い性格だった。
 また三人とも当時の互いに対するそれぞれの認識に齟齬がある。
基本的に欄、田合、陽はバランスを意識した構成のため2:1に常に行動価値観などが別れるようになっている。特殊な場合だけ3:0や1:1:1になる。
参考例
肉弾戦暴力解決型(欄→時と場合による。田合)非戦闘(陽)。
誰彼構わす斃す(欄)相手は選ぶ(田合、陽)
階級や立場を重んじる(田合→場合による変動的。欄)重んじない(陽)
異能あり(欄、陽)、無能(田合)など。


 組織名も候補があった。

 プロトタイプから組織自体の概ね設定は案外変更がほとんど無い。
が、微妙に変更点として総括本部、エリア本部(地方単位)、エリア支部(都道府県単位)、所轄庁(市町村単位)、分署(駐在や交番てきな単位)があったが大幅に変更削除それに応じて一部立場も削除。すっきり!

 このため、プロト段階から現在の形に変更するにあたり、志野は田合さんを分(署)長呼びから田合さん呼びに変更することになった。
 
 欄と雅は性格や容姿を含め対照的。

 欄と陽は似てる部分がある。欄と陽には暗黙の了解のようなものが存在する。

 欄と田口、欄とレンも似ている側面がそれぞれある。ので、欄の抱いている不快感苦手意識は同族嫌悪に近い。

 欄と田合は、後輩へのスタンスが違うもののふたりとも面倒見は良い方。

 陽には直轄の部下は存在しないが上司も存在しない。
 欄と田合には部下は存在する。欄には上司は存在しない宅配以降存在しない状態。

 欄は未だに適性は不合格だが、特殊事情として実行隊員同等の行動の認可がおりている。
 欄は中立派によってある程度行動の自由や立場、権限が与えられている(Restate編前後から?)。これは派閥争い(過激派等)への牽制、抑止力としてのためであって欄のためのものではない。当人もそれを甘んじ受け入れている。

 そのため田合より上の立場ではあるが、田合の傘下に入る形で自身が権限を乱用しないと遠回しにすべての派閥に宣言している形。

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