最新話『第23話 法術を恐れる警察署』更新しました!
カウラと呼び出されたパーラの車は厳戒態勢の豊川署に乗り入れた。
遼州人の国であり本来法術師が珍しくないはずの東和の警察があまりに法術犯罪を恐怖している様に誠達は呆れていた。
乗り入れる際にカウラの車の助手席から顔を出したアメリアがあまりに酒臭いのに驚く署員を横目にいつも烏龍茶しか飲まない素面のカウラは車を停めた。
そうしてパーラと茜と合流したが、やはり警察署は非番の署員まで動員しての上へ下への大騒ぎで『近藤事件』以降数々の法術犯罪と対峙してきた誠達の目には千要警察の法術への無理解には呆れるしかなかった。
サイボーグのかなめ以上に飲んでいたはずにすっかり素面のように見える茜はそのまま所に入った。
事件担当の刑事は茜の呼気から放たれる強いアルコールの匂いに今日は帰ってくれないかと切り出した。
茜はその反応を予想していたようにそれならば今回のすべての事件に関する資料を用意してくれればすぐに帰るがそうでなければアルコールが抜けるまで待つという。
余りにも酒臭い茜達の集団に一刻も帰ってもらいたい事件担当の刑事はその言葉に安請け合いする。
まるで父の嵯峨を思わせる手際ですべての事件の情報を手に入れる確約を得ると茜は満足げに一同に変えるように微笑みかけた。
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画像は法術を恐れる豊川署に乗り入れるカウラの『スカイラインGTR』とパーラの『初代ランサーエボリューション』
