白芯木　波音与

学生恋愛を取り扱った作品は非常に多く、この作品もその類型です。 しかしながら、登場人物の心理的躍動感や情熱に滲み出す活力を感じました。 歪曲した学生心理や犯罪行為に踏み出してしま…続きを読む

不幸を知らなければ、幸福もわからない。変わりない幸福の中で過ごしていたら、不幸になろうとする。 人それぞれにある幸せの在り方を、「かくれんぼ」と表現する感性に、心温かくなる詩です。…続きを読む

まさに葛藤と昇華の繰り返し。 やらずに済むならやりたくない。でも、やらなきゃ未来の自分に何を言われるかわからない。だからやる。 私は『朽葉色』という詩を通じ、人の持つ感情がいかに複…続きを読む

まっすぐな心の声を、飾らず素直に表現したい。そんな想いを感じます。 私は挫けそうになった時、「これは私の夢じゃなかった」「他の方法を探そう」という逃避・回避的な考え方と、「今は負け…続きを読む

この物語の登場人物を、私は好きになれません。
しかし、一人一人が「ミスキャスト」という舞台をつくっていく為に必要な役割を演じ切っており、大変興味を惹かれました。