ちょうど1年前の今頃「小説家になろう」に投稿した前・中・後編3話完結の異世界ファンタジーです。
1歳1か月の赤ちゃんが短い冒険をします。
なんとなく気恥ずかしくてあまり読み返さなかった作品なんですが、ふとしたことをきっかけに読み返して、自分なりに再評価する気持ちになりました。
カクヨムに公開するにあたり、Copilotに校閲してもらって誤字脱字や不自然な表現を修正しています。
逆に言えばこれを書いた当時は創作にAIを一切使っていなかったわけです。
自力で執筆は当たり前として、自力で誤字脱字チェックは限界がありますよね。
(やっぱりあった誤字脱字)
この作品の執筆動機はラノベによくある「0歳児転生」にいささか不満を抱いたことでした。
新生児や一歳児それぞれの赤ちゃん描写がいい加減な作品が散見されたからです。
メンタルはともかく赤ちゃんボディは大人のケアなして生きられるはずがないのです。
もしも私が前世の記憶を持って0歳から(というかおそらく自己認識は胎児の時から)転生したらこうなる、という思考実験を含めて書きました。
蛇足ですが、私としては「泣ける話」だと思って書いていたのですが、読者様からは「笑える話」という感想をいただきました。
釈然としなくてAIに読ませてジャンルを問うたところ「ファンタジー冒険コメディ」と言われました。
シリアス部分もあるけどコメディ要素に包まれて深刻にならず、ふんわりと「赤ちゃんかわいい」で終わるんだそうです。
……そうだったのか。