不管稜太

俺は健全な男子中学生として､小学生の年下彼女と毎日のように青春を楽しんでいた｡ 順風満帆で国士無双な気分の俺にある日､母ちゃんは言った｡ ｢アンタ､ロリコンなんじゃないの？｣ …

「もう終わりにしましょ」 というたった一通のメッセージで、野上啓人は、大学入学早々に高校時代から付き合ってきた彼女・梅野明日香に突然振られた。 どうやら同じ学科にいる他の男…

これは、彼と映画を見た話であってそれ以上でも以下でもないのだけれど、それ以上のなにかが篭っていることを願って。

　城ケ崎高校一年生の敷浪楓介（しきなみふうすけ）は、ある日の三限目の授業中、隣の席の女子、桃木露（ももきつゆ）がイヤホンを耳に付け、こっそり何か聴いているのを目にする。 　露は俗…

私の名前は笹岡。高校の修学旅行でオーストラリアを訪れている。 とりあえず昼間は普通に観光して非常に有意義な時間を過ごしたのだが、最終日の夜に小林という名の男子から突然告白されて…

魔法のiランド「ありがとう。またね、大好き」ショートストーリーコンテストに投稿する為に書きました。 〜二月の思い出〜

私の好きな人の左薬指には銀色の指輪が輝いている。そんな彼を見て私は何を想うのか。 超短編小説。 魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストー…

兄が大好きな義妹・結衣。 清楚で真面目、家事も勉強も完璧な彼女は、日々兄を陰ながら支え続けている。 ――けれど、その“支え方”が少しだけ普通じゃないことに、兄はまだ気づいていな…

初夏の空はまっすぐに青い。

「第二回大暴力小説大会」によせて書きました。テーマは「二の舞」です。難しかったけどがんばりました。

やってしまった…。 隣で眠る彼の穏やかな寝顔を見ながら、私は頭を抱えた。 どうせ最後なら、彼と繋がりたかった。 そして彼には、私との関係は友情だったのだと、これは一夜の過ちなの…

やってしまった、と隣で呟く声がした。 酔っていた彼女を止めなければいけなかったのに、抱いてしまった。 このまま終わりにはしたくない。 『どうせ最後ならsideＡ』は女性視点…

二人でお花見に行ったからには、私が好きなのかと期待したのに。 結局、私が好きになった人は、みんな姉を好きになるの。

今まで何の違和感も無かった行為にふと違和感を抱いた夏。 私が見返りを求め過ぎなだけかな？ 友達ってなんだろう。 私が独りよがりだったのか、あの子が無神経だったのか。いや、単に相性…

　少女漫画に出てくるような、報われない男の子が好きだ。 　ヒロインのことが好きで、一途で、誰よりもヒロインを大切に想っていて、だけどけっして恋は実らないかわいそうな役どころだ。 …

「泰斗、負けたほうがなんでも言うことを聞くってルール、どう？」 　泰斗は放課後、いつも自室で幼馴染の遥とゲームをするのが習慣となっている。少しだけゲームが得意な遥に勝ったり負けた…

　ある日のバイト終わり、バイト先で一番可愛いと評判の広瀬さんから一緒に帰ろうと誘われた。実は僕は、たびたび広瀬さんから好意を持たれているのではないかと思う事があるのだけれど、きっ…

『告白ゲーム』 陰キャな僕に自分たちの誰かに告白させる、そんな頭の悪いゲーム。 そんなゲームをし始めたのは3人の可愛い女子。 クラス委員長で清楚系美少女の櫻井春奈。 陸上部…

　主人公の健は、家族ぐるみの付き合いである幼馴染の明莉に、幼いころから片思いしていた。 　ところがある日、明莉が校内一のイケメンである八坂と付き合いだしてしまう。 　そのことに気…

優しいリーマンに惚れたロリの話。 病みなし、グロなし、一途あり。

　奥村 太陽(おくむら たいよう)は、U-15野球日本代表のエースに選ばれ、中学No.1投手と称されるほどの逸材だったが、中学での野球漬けの毎日に嫌気がさして高校では野球をやらず…

「じゃあ、あたしと付き合う？」夏休み初日、補習の後に校庭で彼女が欲しいとボヤいていたら、知らないギャルに告白された。顔よし、胸よし、断る理由なし。木戸夜一は二つ返事で付き合うのだ…

『あたしにラブコメを教えて。ねえ、ラノベ主人公くん？』 クラスメイトの川越 朝（かわごえ あさ）は、俺の働いている本屋のラノベコーナーに佇んでいた。 最近よく来るな、と思ったのも…

近所に住んでいる綺麗で優しいお姉ちゃん、青山瑠衣（あおやまるい）のことが好きだった三代林太（みしろりんた）は、幼い日に彼女へ告白するも、「大きくなったらね」と流され続けていた。 …

大好きな彼女と付き合って1年記念日。 俺は盛大にフラれた。大観衆の前で。 そこからさ、俺が美少女になっちまったのは。 何を言ってるのかわからないと思うが、俺も何をされたのかわから…

応援コメント。 それは作者をときにまどわし、ときに感動させる魔法の言葉。 そんなコメントに踊らされた作者がここにも。 その名を"ちびまるフォイ"という……。 ↓前回の投…

熱を出したひとり暮らしの俺の部屋に、突然清楚系美人な先輩が看病しにやってきた。「今日は、私が彼女ってことでいい？」「看病するからじっとしてて」何故かグイグイくる先輩の言動は、どん…

遊びたい盛りの中学二年生――鎌田大悟は信号無視してきた車に跳ねられて右脚を骨折し、入院するハメになってしまう。 そんな大悟の見舞いに来た幼馴染――今村晶は、思いのほかケロッとして…

みんなが地味子と呼んでいるヤツは、実は巨乳の美少女だった！ 学校一の不良と言われた俺だけが、その美乳を独り占め！ 誰にもぜったい渡さねえ。だって、俺、溺愛しちゃってるしな！ 【…

　僕が恋したのはAIだった。 高校一年生の佐藤勇人は友達もいない退屈な生活を送っていた。そんな中、転校生の浅倉優菜がやってきた。彼女との出会いで彼の人生が変わる。次第に彼女に恋を…

九澄春吉はゲームが大好きな高校二年生だ。 ガチ勢故に周りに友達はおらず、学校ではぼっちであるが彼は気にしていない。 家に帰ればゲームがあるからだ。 ゲーム配信をすれば自分のプレ…

一年半交際してきた彼女から、突然、別れを切り出された。 俺のことが好きなのかわからなくなったそうだ。 彼女の意志は固く、チャンスをくれとお願いしても聞く耳を持ってくれなかった。…

気づいたら俺はそこにいた。 「キスしないと出れない部屋」に俺はいた。 密かに思いを寄せていたコンビニ店員の西園寺さんと二人でそこにいた。 西園寺さんは死んだ。 俺は詰んだ。

西暦2022年、今年も開催される「カクヨム甲子園」 やる気に満ちた高校生の作品から何を得られるのかしらん。　 感想を書くためのサポートとして「棒読みちゃん」を活用します。 高校…

過激な内容が含まれます。 苦手な方はご遠慮くださいm(_ _)m 内容はほぼタイトル通りです。 全３話を予定しています(^^)

夏休み終盤。 友達と海に来ていた。泳ぐためではない。水着姿の女性を眺めるためである。 しかし、眺めているだけで満足いかなかったのか、友人の一人が「じゃんけんで負けた一人がナンパを…

西暦2022年、今年も開催される「カクヨム甲子園」 やる気に満ちた高校生の作品から何を得られるかしらん。　 感想を書くためのサポートとして「棒読みちゃん」を活用します。 高校生…

ツンデレ幼馴染が丸めたティッシュを疑問そうに見つめている。 ……どうする？

下平琢也はチビでデブな情けない体型している。 見た目のこともあり、下平は美少女ギャル達に虐められるようになった。 子豚なんて呼ばれてギャル達から罵倒される。 本格的な虐めが始まる…

短編です。 短めなので、すぐ読めます。

朝、俺が目を覚ますと、そこにはいつも妹がいる。 俺のために、朝起こしに来てくれているのだ。 『おはよう、お兄ちゃん』 『お兄さん、朝ですよ。起きてください！』 そんな二人が、…

「私の胸揉む？　揉んでも良いよ？」 　そうやって俺の事を揶揄ってくる俺の幼馴染。 　俺の幼馴染は昔からよく俺の事を揶揄ってくる。 　揶揄われっぱなしじゃ性に合わない。 　 　―…

あんっ♡あんっ♡気持ちいいよぉ♡』　 なんだ、これは。 とある土曜日。画面の向こうで行われてる行為に目を奪われながら、俺こと初小岩実は驚愕していた。 俺宛の名前で送られてきたU…

学校一の不良で一匹狼の俺に彼女ができた。告ってきた相手は、優等生だけどおさげ髪のメガネっ娘で、いわゆる地味子。いじめられてたから助けたら、押しの強い告白をされて、なんとなく付き合…

「だから、明日はどうしても外せない用事があってさ……」 「あたしよりも大事な用なわけ？」 「そ、そうは言ってないだろ。ただ、ずっと行きたかったライブなんだよ。デートはいつでも出来…

私の投稿している『俺の彼女は都合が悪くなると「別れるから」と脅してくるので、本当に別れてみた』に登場する人物の過去を描いたものです。 事前情報などはいらない作りになっているので…

中学校でのいじめにより、スポーティ少女から喪女になった岡島。 ある事件をきっかけに、おしゃれで人気者で――しかしその奥に謎と闇を抱えた五十嵐と仲を深めていく。

なにをやっても幼馴染の風香に勝った試しがなかった主人公の一清は、またもや中間テストで風香に挑戦状を叩きつけられてしまった。 剣道でも、勉強でも負けられない。 そうは思いつつも…