昨日は筆がノらず、図書館の本を読んだり歌詞の写経をして過ごしていた。
この歌詞の写経も何かの役に立つのだろうかと思いながら、楽しいので続けているのだけども最近気が付いた事がある。
案外歌詞って適当だ。
ちゃんとストーリー性があったり、文章として成立してる歌詞もあるのだけど、そうじゃない歌詞も案外多い。
最近思ったのがバンプオブチキンの「I」だ。
つながってるようで、なんだかそうでもない。詩だからいいだろ、と納得したいところだが、わだかまりが残る。でもフレーズフレーズは、刺さる。
そういえばラジオかなんかでリスナーさんの「作詞作曲をやってます。詞と音、どちらを先に作った方がいいですか?」という質問に「音」と答えていた。音を楽しむんだから、音が良くないと良い出来にならないそうだ。
それで思い出したのが
『雲上に歌いて、君を待つ』(著:村田椰融)
の1巻のやりとり。これも音楽関係のマンガなのだが、その中で初めての作詞で行き詰ってる女子高生に昔売れた事のあるアーティストが「歌詞なんてテキトーでいい」と言う。
雑に要約すると、作曲なんだから良い曲を目指す。そのためには気持ちを歌詞だけで伝えようとし過ぎてはいけない。感情の伝え方は歌い手次第。その歌を歌う自分を信頼すればいい。と、のたまった。
この辺のやりとり大好きなんですが、しかしいざ執筆に変換した場合に、さて何か得るものがあるかなと考えた。
何せ全部文字である。マンガならストーリーを絵が後押しするし、ドラマやアニメなら動きや声や音楽が補ったり際立たせてくれるわけだが、なにせ全部文字である。どこまでいっても文字しかない。
という事で棚に上げていた考察だったのだけど、よくよく考えれば感情の伝え方がテクニックだと気づいたら普通の話だった。複雑なストーリー、無茶なシチュエーションを納得させる文章構成やら表現。実力ってそういう部分よね。
という最近思った普通の事でした。
ちなみに今読んでる図書館の本は以下の3冊
・人類はなぜ肉食をやめられないのか(著:マルタ・ザラスカ)
・ゼロから理解する食肉の基本(著:西村 敏英)
・ハッとする言葉の紡ぎ方(著:堤 藤成)