『俺は俺の屍をこえてゆく』、第一章が完結しました。
(タイトルが長いので、筆者は今後この作品を「俺屍」と略します。)
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。コメントやレビューもいただいており、大変ありがたいです。
この作品は、
「バッドエンド回避型の異世界ファンタジーを、変化球で書いてみたい」
と思って始めました。
第一章は、かなりシンプルに言えば、
「どうにも使い勝手の悪い未来視しか持っていなかった主人公が、死ぬことで初めて未来を変える話」
でした。
《未来視・低》は未来を見ることはできても、基本的には見えた未来をどうにかできる能力ではありません。
むしろ、見えてしまったせいで「これから起きる嫌なことを知っているのに、止められない」という、かなり嫌なスキルです。
そんな能力しか持っていなかったエルクが、死ぬことで自分を他人に乗り換えるスキルを使って、前提から覆して未来を変える、という話です。
タイトル通り、
「俺は俺の屍をこえてゆく」
という話が、ようやく始まったところです。
第二章からは、《未来視・低》と《死返し》について、エルク自身もより深く考えざるを得なくなります。
《死返し》とは何なのか。
《未来視・低》は、本当にただのハズレスキルなのか。
そのあたりも少しずつ描いていく予定です。
第一章を読んで「続きも見てみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
引き続き、よろしくお願いします。