2章プロット
天賀谷 楓(あまがや かえで)
春咲 ももか(はるさき ももか)
→なんかカプ名が語呂良くなるように名前変えたい
・一瀬、春咲に再会して、別れたことを知る(2月末)
春咲は弱みを見せまいと堪えるが、涙があふれる
一瀬は彼女の役に立ちたいと思ってしまう、恋心のフラッシュバック
・(回想1)
時間ギリギリに教室に入るために学校近くの河川敷で、時間を潰していた一瀬。そこに「同じ制服だね!」と話しかけてくる春咲。学校まで歩きながら話していくうちに、打算も目的もない春咲に惹かれていく。
・(回想2)
しかし彼女には既に幼なじみと公認のカップルになっていた。付き合ってないけど。だから、一瀬の恋は失恋から始まっている。成り行きで同じ委員会になった琴葉、楓、一瀬、春咲の4人はこれから仲良くなっていく……。
・時は戻る。結局彼らは一瀬、琴葉の協力もあり、卒業式に結ばれる。「そう、俺の恋は絶対に実らないはずだった」しかし「別れちゃった」と言われ、春咲の役に立ちたいと思ってしまう。「まぁ話くらいなら聞いてやる。俺らがくっつけたようなもんだからなお前らは」「えへ、ありがとう……じゃあ今度うち来てくれない?」「え?」
・再会前に約束していた稲藤とのチョコ手作り会(3/4)
稲藤に相談すると、「チャンスじゃん!」と背中を押される。稲藤はここで一瀬を試そうとする。それに乗せられた一瀬は春咲の分のチョコも作ってしまう。
・「この関係って……好きな人と結ばれたらどうなるんだ?」「え……?そりゃあ終わるに決まってるでしょう。どうしたの急に」「いや、なんでもない。お前を狙ってる男は多いだろうから、聞いただけだ」「彼らと付き合うくらいなら、あなたの方がまだマシよ」
→密かに琴葉の中で疑念が生まれる(3/8)
・帰省を終えて、春咲と電話する一瀬。(3/11)
「何でそこまでしてくれるの?」「それは……好きだから」恋を終わらせるために、告白しておくべきだったと思っていた一瀬は、思わずそう言葉が溢れてしまう。それを琴葉が陰で聞いてしまい、無意識に涙を流す。(少し琴葉視点)
・相談という体で、春咲の下宿に呼ばれる一瀬。(3/14)
積極的な春咲に思わず押し倒すも、彼女はなぜか一粒涙を流した。「なんで……どうして」勝手に出てきた涙に自分でも困惑する春咲。その刹那、我に返る一瀬。そして唐突に自分のバッグの中のチョコを貪り出す。
「これは過去の俺の産物だ。だから後始末は俺がしなきゃいけないんだ」「悪い、お前に言った告白、撤回させてくれ。時制が間違っていた、過去形というより現在完了形だ。たった今俺の恋は終わったんだ。俺はずっと終わらせられないままだったんだ。終わらせる機会がたまたま今来たってだけなんだきっと」「琴葉ちゃんのことが好きだから、?」「どうだろうな。好きか嫌いかならもちろん好きだけど、あいつへの気持ちはお前への想いとはまるきり違うから」「でもあいつとの生活を手放してまでお前と一緒にいたいと思えなくなったのは、確かだ。それに、お前何か我慢してるだろ。話してくれよ、お前には恩返ししたいんだ」
その後、2人は琴葉に謝るために一緒に一瀬の下宿に向かう。
・「一瀬おめでとう」「お前何か勘違いしてないか?」「ごめんなさい、私あなたがももかと電話してるの聞いちゃったの。それで契約もキャンセルしたわ」→ここから回想
・(琴葉視点)琴葉は悩んだ末に、自分の気持ちが一瀬に向いてることに気付き、新居の契約をキャンセルしていた。それは、恋をした自分にこの結婚関係を続ける資格はないと考えたから。2つ作ってあるチョコを見て、それが一瀬の為だと考える。
・(琴葉視点のまま)回想終わり。「違う……!違くないけど、違うんだ」春咲からも説明してもらい、思わず笑う橘。「分かったわよ、それならこの関係を止める理由もないわね」そうして、自分の気持ちはまだ隠しておくことにする橘。「それで頼みがあるんだ。コイツらを上手いとこくっつけよう。あの頃みたいに」「そうね。それが私たちの役目だものね」──あの頃と違うのは、橘の気持ちだけ……。
・(再び一瀬視点)
「例え私があなたを本気で好きでも、あなたが私を好きでも、あなたは同じことを言った?」「さあな。……でも言ったかもしれないな。ほら、よく言うだろ。"結婚するなら2番目に好きな人と"ってな」
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はい、という訳で今回は「現二バスキ」の第2章にあたる部分ですね。第1章は、前回の「旧二バスキ」を改変した部分にあたるのでプロットがありません。多分メモ程度にはあるんですけどね。
ここで、東郷彰改め天賀谷楓になってますね。
カプ名を呼びやすいように変えました。色々この方が便利なのでね。作中でも度々使われてます。
今回は、割と話ごとの細かいプロットになってるかと思います。
だからほぼほぼ「201」~「212」と対応してます。もちろん、途中で区切って2話になってるとこもありますが。
これ以降はずっとこんな感じで、かなり細かくプロットを決めてから執筆にとりかかっています。
ここまで細かく決めないと、書くときに「ここの流れどうなってんだ?」となっちゃうんですよね。
そんな訳で、台詞とかも、「あ、いいの思いついた!」ってなったのとか「これ入れたい」みたいなのをメモしてるので、これ読むだけでも本編をかなり思い出していただけるのではないでしょうか。もう2年ほど前ですけどね第2章。。。笑
という訳で、今回はこんな感じでした!
いつも応援ありがとうございます!
最終章となる第5章の細かいプロットも、こんな感じで今できております。あと少しだけ調整しなきゃなーというぐらいで、大枠はもう完成済みです。
予定通りいけば、517。つまりあと17話で完結することになります。すごいね!一話3,000字だとしてもあと約5万字か。そう思うと長い気もする。
Twitterではお話ししましたけど、再来週から免許合宿なので、それまでにプロットを完成させて、合宿中にガンガン執筆したいと思っています!
それまでお待ちくださると幸いです!!!
それではまた!!
柚子湯