KADOKAWA Group

ＣＨＡＲＬＩＥ（チャーリー）

@charlie1701
2019年1月29日に登録

現代ドラマ
ホラー

chraliechan1701

11月20日
「可奈恵シリーズ」タイトル変更します
　細々と続けております「人でなしな神　可奈恵シリーズ」。このたびタイトルを変更しました。新しいタイトルは、「異端神（いたんしん）可奈恵の報告書」となります。　可奈恵は人でなしな自分の投影なので、可奈恵にさんざん人でなしなことをやらかしてもらうつもりで始めたこのシリーズなのですが、第５話を迎えた今、どうしても可奈恵が自分の想定していたとおりの暴れかたをしてくれていないことに気づきました。ま、違和感は３話め辺りからあったのですけれど。　そこで、YouTubeの歴史解説動画を聴いている中で、「異端審問裁判」などという中世キリスト教に関することばを知りました。そこからヒントを得て、まあ可奈恵も一応キリスト教の教会を塒にしている設定ですので、「異端神可奈恵」と変更した次第です。　たぶん今後変更することはないと思います。　今後とも「異端神可奈恵シリーズ」、何とぞよろしくお願い申し上げます。　　　２０２５年１１月２０日　ＣＨＡＲＬＩＥ
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9月22日
「人でなしな神　可奈恵の報告書　４　神になる女」について
　わたしはYouTubeで犯罪解説の動画を聴くのが大好きです。ときには犯罪者に共感し、ときには犯罪者へ憤りを覚え、ときには犯罪を未然に防げなかった社会への疑問を感じることもあります。　この物語を書こうと思ったきっかけは、毒物カレー事件についての解説動画です。林真澄さんの冤罪説が近年広まっているようです。興味本位な気分ではなく、わたしも本当に林真澄さんの解放を願い、何かできることはないかとまずは考えました。　YouTubeの霊視系チャンネルも好んで聴いています。気に入っているものが二つあります。わたしはそういうチャンネルの言うことを信じます。事件を霊視する動画には特に強い関心があります。いくつか同じ事件を扱ったものを見比べると異なる結果が出るのも興味深いです。　しかし林真澄さんに関しては、二つとも別の人物、しかも同じような人物が真犯人だと霊視もされています。わたしはそれも信じました。　でも、ドキュメンタリーを書くつもりはありません。なぜなら、そこには正確性が求められるからです。自分には向きません。たくさんの書物を読んで調べなければなりません。　なので、これまでYouTubeで関心を持った事件をいくつも組み合わせ、この話を創りました。　ベースになるのはもちろん毒物カレー事件です。　この物語を創るに当たって次に浮かんだのが、名張毒ぶどう酒殺人事件でした。あれも冤罪、真相不明とされています。　そして、この話の構想を練っていたときに強く関心を持っていくつも動画を聴いていた事件が……何だったんだろう？　ともかく「パラコート」という農薬を用いた事件――自動販売機の缶ジュースに混入させた未解決事件――もヒントにしました。　また、「可奈恵シリーズ」の舞台を奈良県桜井市の南に隣接する「桜奈市」という架空の場所に設定したことを活かすため、桜奈市でも特に山間部である「加茂地区」という地域を創りました。「加茂地区」の参考にさせてもらったのは、津山三十人殺しです。横溝正史先生作品のような陰惨さを出したかったのですが、わたしの意外と乾いた文体ではそのような雰囲気を出すことはできませんでした。まあいいや。　津山事件を思い出したことから、この物語へも夜這いの風習を取り入れました。そのことがあとになって、この物語へ大きな影響を及ぼすことになるとは、実は着想の段階では考えていませんでした。　霊視チャンネルで、毒物カレー事件の真犯人は、林真澄さんとは血縁関係のないかたと霊視されていることは、お伝えしておきます。誤解されませんように。　ただ、林真澄さんの娘さんが実際に無理心中をしたという悲しい事実については知っておいてもらいたいと思います。「神になる女」は、林真澄さんのご経験を元にはしていますが、わたしがご自身を存じ上げているわけではないので、ここまで高潔なかたかどうかもわかりません。　ヒロインの性格形成の参考にしたのはむしろ、近年冤罪が認められた元死刑囚、袴田(はかまた)事件、袴田巌さんのようにも思います。今になって袴田事件も意識していたことを思い出しました。　冤罪事件や加害者家族の保護についてなど、自分の手に余るような題材を詰め込んでしまったようにも思いますが、「知って欲しい」「考える端緒になって欲しい」。そういう思いで創ったものです。　よろしくお願いします。 https://kakuyomu.jp/my/works/16818622177274133542/episodes/16818792440170755469
6月16日
「気まぐれな神　可奈恵の報告書」シリーズ　連載を始めました
　きょう、２０２５年０６月１６日、「可奈恵シリーズ」の第１弾となる「他殺志願者」をカクヨムさんへ公開しました。まだまだパイロット版、設定が自分の中でも固まっていないし、設定はもっとシンプルなものにしたほうがいいんじゃないかなあとも考えています。なのでみなさまからのご意見をいただきたく、近況ノートを書かせて頂いている次第です。　わたしはオカルトや犯罪解説の動画を観る・聴くのがとても好きです。なのでほんとはホラーを書こうと思っていたのですが、自称「制球難」なわたし、ホラーを書こうとしたら設定がモロにＳＦになってしまっていました！　元々本当はＳＦを書きたいと思っていて、「ＳＦを書くゾ！」と意気込んだときにはＳＦ的なものは書けないクセに、「ホラーを書くゾ！」と気合いを入れて生まれた設定が今回のようなＳＦ的なものになりました。いいんだか悪いんだか……。　でも、今回の設定はものすごく気に入っています。アメリカのＳＦドラマシリーズ『ＳＴＡＲ　ＴＲＥＫ』の世界観を築いたジーン・ロッデンベリーは、「現代ドラマでは描けないことも、ＳＦ（というメタファーを使えば）でなら描くことができる」と言う理由で、あの膨大なシリーズを創始したと記憶しています。（せりふ内のカッコはＣＨＡＲＬＩＥの意見です　なのでこの「可奈恵シリーズ」は、わたしにとっての『ＳＴＡＲ　ＴＲＥＫ』にしたいなと考えています。　あと。『銭天堂』とか『夜廻り猫』とか、古いところでは『笑ゥせぇるすまん』のような、１話完結で、短いのに深いものが書けたらいいなとも考えています。その点で、今回の３０枚というのは長過ぎです。その点も含めて「パイロット版」と感じているのです。１０枚か、せいぜい２０枚か。その程度のものをたくさん創れたらいいなあと思っています。　このシリーズがわたしにとっての『ＳＴＡＲ　ＴＲＥＫ』なり『銭天堂』になるよう、どうかアドバイス、お願いします_(._.)_ 　　　　　　　　　ＣＨＡＲＬＩＥ
2月20日
心機一転！
　ＣＨＡＲＬＩＥです。　やっぱりカクヨムさんで人気の小説は華やかですね。　わたしにはあまり華やかな小説は書けません。それは今でも変わりません。　なので去年１年からは、YouTubeに自作の朗読動画をＵＰしていました。（良かったら怖いもの見たさ・聞きたさで、「YouTube　朗読動画チャーリー文庫」とご検索ください(^_-)）　しかし、作品もつまらないし読むのもヘタクソだし、何よりアクセス数が少ない！　ということでことしからは、創ったものは朗読動画にもして、カクヨムさんへも載せていくことにしました。　中高年向けの人でなし小説を書きます。ホラーかＳＦか、ファンタジーっぽいものを書こうと考えています。　あと。　新人賞への投稿もやめました。これは自分では「逃げ」ではないと考えています、あ、やっぱ逃げかな？　新人賞って結局、過去の受賞作によって「傾向と対策」があるんですよね。わたしはそれを意識してしまうとそれだけで緊張してしまって……言い訳にしかならないですが、ともかく不器用なんですよ。傾向と対策をクリアしつつ、自分らしさを表現する器用さは持ち合わせていないのです。　それに、挑戦したいジャンルの締切と規定枚数と、自分のコンディションとのタイミングも合わないです。さらに……小説の新人賞、減りましたよね……。だからこそ、この時代に新人賞を獲ってデビューされる先生がたは本当に素晴らしいと尊敬します。　でもわたしは新人賞を意識しなくなったことで、心の核に在った「人でなし」が、まるでロケットが発射するかのように一気に大気圏を突破した感じです。それが本性なのですよ。今とてもすがすがしさを感じています。　心新たに公開していきますので、よろしくお願いします。　　　　　ＣＨＡＲＬＩＥ