🔴「💯彼女たちの今そこにある危機 Ⅱ」LGBT編、
https://x.gd/MXDYr💯あたしを女の子にしたのは、ギャルだった。これは罪ですか?
あたしは女の子……優香・正雄・有里奈、三人の放課後が塗り替えた、性別という名の檻の話
第7話 これ、マジでどういうこと?
https://x.gd/VlESq 正雄が帰った後の部屋は、やけに広く、そして静まり返っていた。
優香はベッドに大の字になって、天井を見つめた。鼻の奥には、まだ正雄がつけていたティントの甘い香りと、そして彼が去った後の微かな「男子」の残り香が混ざり合って居座っている。
(……これ、マジでどういうこと?)
脳内が、かき回された泥水みたいに濁っている。正雄は言った。「可愛い女の子同士」になろう、と。
女の子同士のわけないじゃん。心の中で、もう一人の自分が即座にツッコミを入れる。あんなに、その、立派なモノをぶら下げているのに、女の子同士なんて成立するわけがない。
(女の子同士だったら、ずっと友達のままでいられる。でも、正雄と今のまま『友達』でいられるの……?)
無理だ。目を閉じれば、さっきの光景が鮮明にフラッシュバックする。フリルのブラウスを着た美少女が、自分より力の強い腕で私を押さえつけ、涙を流しながら私の身体を愛でていた。
正雄を「普通の女の子」だと思い込もうとしても、あの黒の見せパンを押し上げていた「アレ」がチラついて、思考がストップしてしまう。
(チェッ……何が『男子として奪うのは汚い』よ。カッコつけちゃってさ)
優香は枕に顔を埋めて、もごもごと毒づいた。これじゃあ、完全なヘビの生殺しだ。
いっそ、正雄がもっとガツガツした「普通の男子」だったら、ここまで悩まなかったかもしれない。キモいと拒絶するか、あるいは流れで最後までいってしまうか、どちらかだったはずだ。