• 異世界ファンタジー

【更新情報】『帰還の蝶』第2章第3話を掲載しました

現在連載中の長編多文化ファンタジー『帰還の蝶』第2章第3話を掲載しました。
お楽しみいただけましたら幸いです。


<執筆こぼれ話>
ファールサ語の人名は、2パターンあります。
「名+姓(主に職業由来)」のみが平民、「名+記念の月名(生まれ月や即位した月など)+姓(家名・称号)」と3つ連なるのが、シャフリカシャン円城内に居住権を持つ特権階級、という設定です。

この法則でいくと、ジャハーンは円城外出身だとわかります。姓の「サブジガーン(sabz-i-gan)」は「サブズ(ハーブ)に関連する」という意味で、父親が青果商人であることが由来です。
もともと、ペルシア語の名には姓がなく、本人の職業や誰の息子であるかという帰属が、名に連なるようです。アラビア文字が全く読めず、調査が難航しそうだったので、ちょっと現代的ではありますが、現在の形にしました。

ちなみに、ステノゴが言い渡された「サブズ」は、「緑」の意味で使用しています。日本語でも「緑(=葉)が生い茂る」と表現しますし、同じような認識なのは、おもしろいですね。
寵童には、姓の代わりに、称号として、色名が与えられます。黄玉はザルド(zard)、紅玉はケルメズ(qermez)、青玉はアービー(abi)です。
全色登場しますので、今後どんな子が入宮し、ステノゴとどう関わっていくか、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

○主に参考にしたサイト
ペルシアの人名
https://www.efendi.jp/rq/script/languages/ancient/names/persian_names.html
単語リスト(大阪大学世界言語eラーニングサーバ)
http://el.minoh.osaka-u.ac.jp/flc/per/contents/sib/words.html
SIVA Dictionary
https://siva-multi-language.com/persian/
WINIBOOKS ペルシア語/用語集
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E/%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86

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