おはようございます。携帯ユーザーなものでいつも休みのしか更新できない活動報告ノートになります。
本日20時の更新をもって「ダンピールと血の盟約」本編が終了となります。
私が11歳の時に漫画で描いていた原案を、腕骨折と神経損傷でもともと下手くそな絵から漫画家になるのは到底無理だと夢をあきらめ、小説に着手したわけですが、初めてから15年間は罵られ続けて3回夢をあきらめてこの作品は何度もエタったものです。
今回は完結させるを目標にして「カクヨムコン11」に参戦したので、はっきり言って私はどちらかと言うと応援部隊です。
もちろん、夢を現実にする(自分の書いた作品をドラマにしたい、声優さんに演じてもらいたい)為に日々妄想を形にしてきたわけですが、それがやっとここまで形になりました。
一次選考は読者選考なので、正直PVや☆の数を気にすると私の作品は厳しいと重々承知しております。
ただ、何よりもこの幼少期から罵られ続けた「作文以下」と言われた作品を、遥の悩み悩みぬいた結論と人間の黒い部分、そしてそれをひっくるめても守りたいという部分が30年経って少しでも表現できていたら、それだけで書いてよかった、諦めないでよかったねと過去の自分を盛大に褒めたいと思います。
実はテーマがかなりあやふやでして、エタった原因の一つが「遥って結局どっちなんよ?」という部分から。
何度も設定を組みなおした際に双子の遥が消えました。そして奏編と加奈編があったのですが、あまりにもそこの導入が長いとラストバトルまで40万文字を超えてしまうので、加奈編はカットし、奏編も8話捨てました。
加奈が消えたことで導入最初で出てきた4人のうち「この女の子は何?」という微妙感がぬぐえなくなってしまいましたが、万が一一次選考突破した暁には、もう一度頭から推敲して加筆修正した最高のダンピールに生まれ変わりができたらなと思っております♪
王道ファンタジーではなく、どちらかと言うと遥かという一人の思春期を生きる混血児が悩みぬいた末に導いた種族という部分がポイントになります。ヒューマンドラマ部分がメインだったので、なかなかほっこりパートが書けなかったのも今後の課題で、次の作品に生かせたらなあと自己評価しております。
好きなジャンルでなくとも手にとって沢山感想くださった皆様、そして誤字指摘大変ありがたいです!
コンテスト投稿において、実は誤字が一番のネックでして・・・読者様から見るとそこ指摘すんのどうなの?と思われるかもしれませんが、書き手にとって何度チェックしても漏れるものはあります。なので誤字ありましたらまたバンバン指摘していただけると大変ありがたいです!!
読んで欲しくてもダークファンタジーだし、好みじゃなかかったら刺さらないし、読者さまの好みが不明な中で癖を貫き通しました。
この作品は、11歳のわたしへのご褒美です。あの時チラシの裏にひたすら鉛筆握りしめて漫画を書き綴った私。
男子に罵られても夢をあきらめずに進路希望で迷った時に夢をあきらめるなと言ってくれた死んだ叔母の言葉。
くいっぱぐれない為にきちんと仕事に就けと言う死んだ父の言葉のお陰で私は仕事と趣味の創作を心から楽しんでいる。
ウェブ小説は心に残るものじゃなくてもいいとえらい作家さんが呟いておりました。なので、私の作品は心を抉る作品にならなくてもいいんです。
初期作を最後まで貫いて書いたという達成と、次への課題を見つけること。そこからひとつずつステップアップしていくことが大切なので、この「ダンピールと血の盟約」は私への作品です。
この作品が、本当にたったひとりでも心に響いてくれたらそれだけで十分です。
💛を毎日くださった固定読者の方、ちらっと一話だけ流し読みしてくださった方、☆やレビューくださった方々、もうお礼しかありません。
皆さんと共にカクヨムコンに参加した喜びと、今後もよい作品を生み出せる活力として頑張りたいと思います☆彡
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なんて締めてますが、あまりにもほっこりパートがなかったのと、伏線が謎のまま終わっているので、明日から補足の短編を追加で投入予定です。
ここを読むと「そういうことかw」と繋がると思うので。
いつもきてくださる心優しい方々すべてに御礼を込めて。