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カエメンティキウム

イズミの物語に登場するカエメンティキウムと『死鎧の騎士』に登場するカエメンティチウム、つまりローマン・コンクリートですが、12月9日にNature Communicationsに掲載されてましたね。

ポンペイで正にローマン・コンクリートを施工する直前の状態が発掘されたらしくて、ウィトルウィウスの残した文献に記載されてるように消石灰にしてから使うのではなく、生石灰のままで火山灰なんかと混ぜてから水と混ぜていたって証拠が見つかったそうです。自己修復は生石灰あってのものなので、もしかするとウィトルウィウスのレシピでは自己修復は失われていたのかもしれませんね。

『De architectura』の著作からポンペイの噴火まで100年ちょっと経ってるので、最初は危険な生石灰の取り扱いを減らすために消石灰にしていたのかも? イズミの物語でも生石灰で火傷を負ってますしね。

それはそうと、海藻は入ってたんでしょうかねw

やっぱ、中世ヨーロッパより古代ヨーロッパの方が夢があって楽しいですw


Nature Communications
https://www.nature.com/articles/s41467-025-66634-7

カラパイアの記事
https://karapaia.com/archives/572120.html

2件のコメント

  • 中世ヨーロッパは暗黒時代ゆえに後退した時代からこそのルネッサーンス!
  • そうそう。今、イズミの物語がそんな感じなんですよ。帝国の時代が終わって暗黒時代が訪れて、それが明けて帝国の技術を復興してるみたいな。そんな話です。
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