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2025年12月17日の近況報告 バカじゃできない利口はやらない

【告知】
カクヨムでもNOTE主催の創作大賞2024応募作「確実に貧乏になる42のコツ」の掲載が始まってます。
毎朝6時前後に1日1話更新です。
以下のリンク先から、あるいは「確実に貧乏になる42のコツ」で検索してください。

https://kakuyomu.jp/works/822139839571890401

【以下本文】



「馬鹿じゃ出来ない利口じゃ出来ぬ 中途半端じゃ尚更出来ぬ」とは言いますが、俺みたいな小説書いている奴はまさにそうです。
 単純にPVが欲しければ小説なんか書かずに、スマホで猫動画撮ってSNSにぶち込めば小説書くより楽で確実にPVが取れます。小説なんかじゃ相手になりませんよ。

 猫はネズミ捕りという実用性を兼ねた娯楽としてエジプト文明の頃=およそ4000年前から人類から愛され続けた大御所だから「自宅の庭に猫の糞害を受けた」という人間でもなければ猫に文句言う奴はいません。
「ねこあつめ」っていう「猫を集めて眺めるだけのゲーム」が3000万ダウンロードされて、続編の2も作られるのは単純に「猫が娯楽として小説なんかよりも圧倒的に強い」っていう理由があるんですよ。



 小説なんて「新参者」の歴史の浅い娯楽で、名詞では小説を意味する「Novel」っていう英単語は形容詞だと「新しい、新奇な」っていう意味になるんですよ。
 それに今ではマンガもアニメも動画もスマホやタブレット1台あればタダあるいはタダ同然の値段で見放題で、今時絵も動きもない小説だなんて……って言われますよそりゃ。
 特にコスパタイパ重視の世代には「小説よりもショート動画の方がコスパが良い」ってなるんじゃないんですか? 統計取ったわけじゃないけど。



 それにラノベ作家が全国に9000人ほどいるそうですが、医師国家試験合格者が約34万人、
 東大京大卒が同じぐらいいることを思えば、ラノベ作家になるのは東大や京大を卒業したり、医者になるより何倍も難しいわけで。
 しかもプロになっても食えて行けるのは9000人の中でもさらに一握りで、ましてやマンガ化アニメ化するのは……っていう世界なんですよ。



 トドメに最近のラノベ業界は「賞を取るか投稿サイトで上位にならないとそもそも書籍化の打診が来ない」し、しかもそれで書籍化しても「9割の作品は1巻で打ち切り」だそう。
 なので賞に応募すると「いきなりプロと殺し合いをする羽目になる」わけで「将棋を始めてコマの動きを覚えていざ対局という段階で、いきなり藤井聡太氏と対局して勝たなくてはいけなくなった」レベルの事態が普通なんですよ。
 これだったらまだ仕事で出世する方が早いし、宝くじ買って1等当てる方がラクですわ。何せ「憧れの作家」が存命なら、そいつら全員がサバイバル競争で勝たなくてはいけない相手なのですから。



 いや、ただ単に「憧れの作家を殺さなければ自分の食い扶持が無い」だけなら「涙が出る程慈悲深い」事でしょう。実際には
「TikTokよりも面白い」「YouTubeよりも面白い」「ワンピースや鬼滅の刃よりも面白い」作品を出さなくては「基本ごはん無い」んですから。



 加えて令和の今では生成AIがある。そいつに「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」じゃないけど物量で攻めれば1個くらいは跳ねる。
 実際カクヨムではAI作品がランキング1位になったことだってあるからね。
 だから今時人力で小説書く奴なんて、要は基地外ですわ。まともな人間のする事じゃない。(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ。



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