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小さな色。

私は、小説が書けません。
そもそも、文才が無くて、作文ですら苦手です。
何というか、表現したいままに紡ぐと、何を言いたいのかわからないと言われてしまうのです。
その言葉が、ずっと残っていて、夢だった絵本作家への一歩を踏み出さないままに、ここまで来ました。
作業療法士という、掛け替えのない道を見つけることができたので、後悔をしているわけではありませんが…。
それでも、物語を紡ぎたいという想いは、ずっと残り続けました。
それが、臨床…というより、レクの場面で役に立ったこともあり、好きが何かや誰かのためになれたというのは、とても幸せなことに感じました。
だから…、というわけでもありませんが、こういった事が連なり、私は言葉を紡ぐことを手放せずにきました。


心から溢れた残響。
それを、誰かが、詩と呼んでくれました。

それは、私にとって、大切な糧です。
これまで、たくさんのことがありました。
嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと。

もう十分がんばったよねと、明日を手放そうと思う日々もありました。
それは、詩を紡ぐことさえもできない日々。
それでも、気づけば、また紡いでいました。

その旋律は、無意識に踏切を潜る刹那の想い。
まるで指先に操られて紡いだ様に連なる言葉を、後になって見つめ直したとき、私は気づきました。

こんな今も、いつか詩になる。
これこそが、私の大切な糧なのです。

それから私は、詩を紡ぐことが好きと、自信を持って言える様になったのです。
だなら、詩ばかり紡いできました。

心の隅で、物語を描いてみたいという想いを抱きながら。
隅に追いやっていたのは、文才が無いという自覚があるからです。
なのに、今になって、こっそりと、小説として物語を紡いできました。

背中を押してくれたのは、私が事件に巻き込まれた時に手を差し伸べてくれた方でした。
背中を押してくれたのが、その方でなければ、私は今も詩の世界だけで紡いでいたでしょう。
今、小説を書けているかと問われれば、返答に困ってしまいますが…。

それでも、表現したい事を、表現したいままに紡いでいくことができました。
それは、とても楽しくて、とても嬉しいことです。

あっちこっちに動き回るのも好きで、勉強にも追われている中で、ベッドに潜り込むまでの緩やかな一人の時間に、私の中の世界を描く。

もし、その世界に触れた誰かが、ほんのわずかでも楽しいに触れてくれたのなら、もう一文字だけ読むために生きてみようと思ってくれたのなら、それは何よりの私の宝物です。
そんな、烏滸がましく、壮大すぎる夢を見ながら、今も拙い物語を描いています。


ここまで、あちこちに話が飛びながら、長々と書いてきましたが、ここで伝えたかった事とは、全く関係のない内容です。

せっかく、カクヨムに出会えたのだから、いろんな作品を読みたい…。
今は、物語を紡ぐ時間を作るので、精一杯ですが…。

でも、時間はできるものではなくて、自分で作るもの。
1日が36時間あればと願う私は、本当に36時間になったら、48時間あればと願うと思うので、24時間で余白を作れる様にがんばります…。

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