• 現代ファンタジー

第2章・エピローグ第11節公開しました|交差の終着点

 ルークは独房の扉に背を向けた。

「生まれ変わりって、あるらしいぞ」

 一歩、踏み出した。
「次は、ましな奴になれるといいな」

 足を止めることも、振り返ることもなく、その場を離れた。
 背後の遠くで、何かが鉄扉にぶつかる鈍い音が響いた。

 ——それが、ようやく彼の中に生まれた後悔の音であればいい。

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