• 現代ファンタジー

第2章・エピローグ第9節公開しました|残された逃げ道

Solariaから戻ったLukeとEvanは、Benjaminのクルーザーの前に立っていた。
 そのとき、湖面を渡った一陣の強い風が、係留された船体を大きく揺らした。
 直後、船内の奥から、何か重いものが壁にぶつかるような鈍い音がした。

 Lukeは足を止めた。
「今の音、聞こえたか?」

「はい」

 扉へ近づき、声を張った。
「警察だ。中に誰かいるのか?」

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