• 異世界ファンタジー
  • ラブコメ

【世界観】貨幣価値

《人知の平原》における統一通貨価値

■ 概要
「人知の平原(人間の支配圏)」と呼ばれる大陸全土において、通貨の価値と交換レートは、国境を越えて統一されている。
これは、かつての古代帝国の名残、あるいは大陸規模の交易ギルドの協定によるものであり、東のゼーデン帝国、西のレクイウム連合王国、そして中立都市バイレスリーヴに至るまで、以下の基準で経済が回っている。

■ 貨幣の意匠
平原全土で流通させるため、特定の王の肖像や国の文字は刻まれていない。
代わりに、「ドラゴン」や「ガルーダ」といった、国や宗教を問わず畏怖される自然や怪物のモチーフが刻印されており、その金属の純度と重さが価値を保証している。

■ 交換レート
* 1 金貨 = 25 銀貨
* 1 銀貨 = 16 銅貨
* (※ 1 金貨 = 400 銅貨)

■ 各貨幣の購買力(平原全土共通)

【 金貨 】富と権力の証
庶民が一生のうちに数枚手にするかどうかの高額貨幣。冒険者や商人、貴族の間で動く単位。
* 価値の目安: 労働者の月収(約25日分)に相当。
* 買えるもの:
* 技能を持たない若い奴隷1人(平原全土で通用する資産価値)
* 家族が冬を越せるだけの小麦(200kg超)
* 樽1本分のワイン(100リットル超)
* 都市部の安アパート家賃 半年分
* 地方の農地の一部区画

【 銀貨 】生活の基準
経済の主役。兵士や肉体労働者が1日汗を流して得る対価であり、生活の基盤となる貨幣。
* 価値の目安: 熟練労働者の日当(1日分)。
* 買えるもの:
* 家族数日分の主食となる小麦(8〜10kg)、またはパン30〜40斤
* 安宿での数日分の宿泊費
* 下層向け売春宿の利用料
* 一般的なワイン数リットル、または簡素な衣服

【 銅貨 】日々の糧
庶民の財布に入っている小銭。1日働けば16枚手に入る計算。
* 価値の目安: 時給、あるいは労働の合間の休憩代。
* 買えるもの:
* パン1つ(握り拳大)
* コップ1杯の水や安い酒
* 少量の塩や香辛料
* 針や紐などの消耗雑貨

■ 経済圏についての補足
この統一された価値基準があるからこそ、バイレスリーヴのような交易都市には世界中の富(金貨)が集まり、巨万の富を築くことができる。
逆に言えば、どの国へ逃げようとも、金貨を持たぬ者は「その日暮らし(銅貨の生活)」から抜け出せない冷徹な世界でもある。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する