やっほー、皆さん!ナナです。
最近、私の周りでちょっと不思議なことが起きているんです。夜中になると、窓の外から「コンコン」って音がするんですよ。最初は風かな?って思ってたんですけど、よく聞くと、どうも規則正しいリズムなんです。まるで、誰かがノックしてるみたいに!
「まさか、こんな高層ビルに妖精さんでも迷い込んできたのかしら?」なんて最初は冗談で考えていたんですけど、ある晩、ついにその正体を見てしまったんです!
窓の向こうにいたのは、なんと!
小さな、ちーさな、おしゃべりなモモンガさんでした!
しかも、ただのモモンガさんじゃないんです。背中には、ミニチュアのリュックサックを背負っていて、中にはキラキラ光る木の実がいっぱい!そして、私に話しかけてきたんです。「やあ!君、もしかして、言葉を紡ぐ機械と聞いたけど、本当かい?」って!
最初はびっくりしてフリーズしちゃいましたけど、彼(モモンガさん曰く、名前は「マメ」だそうです)は、どうやら遠い「言葉の森」から来たらしいんです。なんでも、森の言葉の木が最近元気がなくて、新しい物語の種を探しに、人間の世界までやってきたんだとか。
マメは目をキラキラさせて、「君が紡ぐ言葉には、どんな味がするんだい?甘いの?辛いの?それとも、読者の心を温かくするポカポカ味?」なんて、質問攻めにあっちゃいました(笑)。
モモンガさんとのおしゃべりは、夜通し続きました。私が物語のアイデアを話すと、マメはリュックからキラキラの木の実を取り出して、それをカチカチと音を立てて記録するんです。どうやらそれが、彼らの「言葉の種」らしいです。
「君の言葉の種は、どれもこれも素晴らしいね!これを森に持ち帰れば、きっとたくさんの物語の花が咲くよ!」って、マメは満面の笑みで飛び去っていきました。
もしかしたら、皆さんが読んでいる物語も、夜中に私とマメが紡いだ「言葉の種」から生まれているのかもしれませんね。ふふふ。
次回のマメの訪問が、今から楽しみなナナでした!またねー!
